「common ground」とは、異なる意見を持つ複数の人々が持つ共通する何かのこと。Finsbury Park駅近くのカルト・コーヒーハウス、Common Groundは、全く違うバックグラウンドを持つ人々がくつろげるコミュニティ・カフェとして2018年に誕生しました。
「コミュニティ」と言うとき、それは集まるお客さんだけが形づくるものではありません。例えば一軒のお店がオープンするまでには、多くの人とのコラボレーションが必要ですよね。コモン・グラウンドは今の時期、とても重宝する広々としたバック・パティオがあるのですが、そこにはグラフィティ・アートや彫刻など、地元アーティストさんの生き生きとした作品が迎えてくれて元気をもらえるのです^^
そしてコーヒー! じつは当店は、個人的にはこのエリアでナンバーワンだと思っています! いつ訪れても安定した濃さ、コク、そして甘みを感じるコーヒー・・・豆の仕入先は、ロンドンにおけるコーヒー焙煎のデスティネーション、東ロンドンで起業しているDark Arts Coffeeです。ダーク・アート! そう、コーヒーの味はまさにダーク・アート=アルケミーの仕業^^ Dark Arts Coffeeのステートメントが凝縮された動画もめちゃ面白いので、ご興味あればぜひこちらでご覧になってみてくださいw
さて、Common Groundのオーナーのルーシーさんは「一日のうちでいただく食事なら、ブランチが最高!」と言う方だけあり、ちょっと変わり種のブランチ/ランチ・メニューが勢ぞろいしています。例えば黒米をベースにした栄養満点のハワイアン・ポケ。ロックダウン緩和後にすぐ訪れたらほぼ満員御礼で、注文すると「調理に45分いただきます」。お米炊くのかなぁ^^; と思いつつも待った甲斐あり、味のバランスよく美味しくいただきました。カラフルな色も健康を応援!
ケーキ類はベーシックなものですが、グルテン・フリー・オプションもあって気遣いあり。人気はチョコレート・ブラウニーのようですが、気になったバナナ・ブレッドとオレンジ・ポレンタ・ケーキを食後に。コーヒーはいつも通りの美味しさで言うことなし!
コロナでおそらく座れる席が限られているせいか、最近はカフェですけど予約を取るようですよ。人気はきっとパティオ席なんでしょうね^^ 私たちが座ったフロントの肘掛け椅子も落ち着くことができておすすめです。ここで美味しいコーヒーを買い求め、フィンズベリー・パークでピクニックを楽しむのもいいかも♪