一押しベイクド・フリッタータを食べよう♪

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Vertige Cafe  ヴェルティージュ・カフェ

Vertigeはフランス語で「めまい」「目が眩む」という意味。なんともヘンテコな名前のべーカリー・カフェが、昨年春にハイバリー・コーナーにオープンしています。仮にオーナーさんがヒッチコックのファンだとしても、健康的なロゴとミステリアスな店名がマッチしない(笑)不思議な響きですよね。

素朴で実直な店構えです

オープンして何ヵ月も経つにもかかわらず、ネットで探しても探してもGoogleの口コミ情報以外ほとんど情報が出てきません(笑)。コロナのパンデミック期とガッチリ開店時期が重なっているからかもしれませんが・・・わかるのはここがフレンチ・カフェであること、軽食メニューがとても美味しいこと、パンもケーキもとても魅力的だということ、でしょうか。スタッフの皆さんは若い世代の方ばかりだったと思います。

コーヒーはモンマス・コーヒーです。このクロックムッシュ、食べたーい。

フレンチ・カフェだけありクロックムッシュやクロックマダム、キッシュやオムレツは常備しているのですが、その他のアボカドなどを使った当世風メニューも一式取り揃えています。

私が訪れたとき、たまたまいただいて感動したのは、レギュラー・メニューにある「Confit jersey royal frittata with spiced tomato chutney」でした。とくに期待もせず、お昼がわりに注文したのですが・・・味、プレゼンともに期待を上回る出来で、断然ファンになってしまいました!

ジャーン!

芸術的なハーブのプレゼンw  ほかほかアツアツ♪  食べ応えありました。唯一の難点というか疑問は、メニューにあるようにポテトは本当にコンフィされてたのかな?ということです。

ジャージー・ロイヤルが隠れたふわふわオムレツ♡そして自家製のトマト・チャツネが美味しい! 卵好きでなくても、ぜひ試していただきたい一品です♪

そしてもう一つのオススメは・・・洋ナシとカルダモンのグルテン・フリー・ケーキ! しっとりとした生地、強くエキゾチックに香るカルダモン・・・ほどよい甘さ。びっくりするくらい好みの味で・・・このぶ厚さですが完食しましたw

洋ナシとカルダモンの素朴なケーキ、美味しかったな・・・

ケーキ類多し。フランス風というよりもボッテリとイギリス風w

温かい料理を作るシェフがちゃんといるようなので、また別の機会に別の軽食も試してみたいな〜♡そう強く思わせる、ごく普通の面持ちをしたローカル・カフェでした。あ、もちろん持ち帰りに対応中です!

ちなみにここは、2010年から長年に渡って愛されてきたMaison d’etreの跡地。キムさんの人気店はCalabria Road店の方に統合されたようです^^

154 Canonbury Road, London N1 2UP

店名Vertige Cafe
最寄り駅Highbury & Islington
住所154 Canonbury Road, London N1 2UP
電話番号
営業時間毎日 9:00 – 15:00
URLhttps://www.instagram.com/vertigecafe/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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