わんぱくサンド爆弾。

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Secret Sandwich Shop  シークレット・サンドイッチ・ショップ

オープン直後から、何やら方々からウワサを聞くようになったこのサンドイッチ・ショップ。野暮用で西ロンドンに行くついでに、それじゃ試してみようかと思い立っていってきました。

シークレット・サンドイッチ・ショップ。シークレットなのでお店の名前は建物のどこにも書かれていません。そして突然お店の前にこのサイン(笑)。

「プレタよりデカいよ」

ここを目指してください。真ん中のドアから入ります。

2021年5月にオープンして以来、瞬く間にフーディーたちに知られるようになりました。理由はもちろんそのインパクトある具沢山の巨大サンドイッチそのもの、そして味の良さなのですが、コンセプトが日本の「サンド」、モットーが「ワンパク精神」、全てのサンドにキューピーマヨネーズが使われていると聞くと、興味を掻き立てられずにはおれません。

お店の隅々まで若きオーナーさんのやんちゃ精神というか、ワンパク精神が行き渡り、とってもカルトなサンドイッチ・ショップを形づくっているのです。こういうお店、イギリス人めちゃ好きそうですよね^^

サイド・ディッシュにポッキーもあります♡

左端の金髪ボールドの男性がオーナーさんです^^

店内は色の洪水! そしていたるところに日本のスナック・カルチャーのシンボル。ピカチュウまで出迎えてくれました^^

基本のサンドは8つ。お店の名を冠した「ザ・シークレット」は5種の野菜メドレーを楽しむ看板ベジ・サンド。柔らか半熟卵を丸いまま魅せるエッグサラダ・サンドも大人気です。スイスチーズ、パストラミ、ザワークラウト、カリカリのエシャロットやピクルスなどのジグザグ・テクスチャーを堪能するアメリカンな「7番街」ほか 、スペシャルや限定コラボ・メニューもあるので要チェック。

そして忘れてならないのが! シークレット・サンドイッチ・ショップの屋台骨として重要な役割を演じている我らが日本のクラフト・パン屋さん、Happy Sky Bakeryの東京ミルクローフ〜♡

パンが生きてる♪ 美人店主が奮闘する日本のパン屋さん

 

悩みに悩んだ末、私がこの日選んだのはターキー、レタス、トマトの「T.L.T」。滑らかなアボカドとバジル・マヨが爽快にマッチングし、パーフェクトな風味と歯ごたえ。東京ミルクローフがみずみずしい素材たちを優しくソフトにまとめてくれる絶品でした。

写真しか見ていなかったときは「レタス過多で味が薄いのでは?」という心配でしたが、そんなことを少しでも疑った自分のバカバカバカとなってしまうほど、味のまとまりが良い。これはこだわりの店主さんによるクラフト・サンドなんです。だからこそハッピー・スカイさんの少し甘みのある東京ローフでなければならない。納得コンビの芸術品なのでした。

この日、実は2切れ目を完食する時間がなくて半分持ち帰りにしたのですが、丁寧に箱詰めしてくださった上に、こんなファンキーな紙袋に入れてくれました^^

もっと別のサンドも食べたい! 次はいつ行こうかなぁ♪

103 Talbot Road, London W11 2AT

店名Secret Sandwich Shop
最寄り駅Ladbroke Grove / Westbourne Park
住所103 Talbot Road, London W11 2AT
電話番号020 7967 9219
営業時間毎日 11:00 – 15:00
URLhttps://www.secretsandwichshop.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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