ファッショナブルにエスプレッソ・バー

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Association Coffee  アソシエーション・コーヒー

シティのイースト・エッジに佇むアーバン・シックなエスプレッソ・バー。ガーキンの目と鼻の先だけど猥雑でエキゾチックなペチコート・レーン・マーケットもすぐそこという不思議なミックス感を味わえる隠れ家風カフェは、中世のユダヤ教徒たちと縁深いCreechurch Lane沿いに2012年3月にオープンしました。19世紀初め頃は貧しいユダヤ人たちがペチコート・レーン・マーケットで買い物をしていたらしいですよ。

歴史ある通り沿いにしっくりと収まったエスプレッソ・バー

歴史ある通り沿いにしっくり。「A」のロゴはコーヒー淹れのプロセスを表したものだとか

客層はほぼ100%がシティーワーカー。しかもファッショナブル系(笑)。アポとアポの間の数時間をねばってw 仕事をしながら店の様子をちらちらと伺っていたのですが、トレンディなスーツを颯爽と着こなした金融エグゼクティブ風、あるいはシティ内でもマーケティング・エグゼクティブ系といった人達が頻繁にミーティングに使ったり、しばしの休憩にまどろんでいたりと、カメラのレンズを向ける間もないほどひっきりなしにお客さんが出入りしているとってもポピュラーなカフェです。

大きなコミューナル・テーブルにもどんどん人が来るので隙を狙ってぱちり

大きなコミューナル・テーブルにもどんどん人が来るので隙を狙ってぱちり

人を惹き付けている理由のトップは、おそらく雰囲気でしょうね。現代風のスタイリッシュなデザインで知られるHerbert & Mason社が手がけたインテリア・デザインは見事に隙のないアーバン・インダストリアル。スーツ姿のかっこいいお兄さんが絵になるんです(笑)。こういうインディペンデント・カフェの競合店が近くになく、手軽にイースト・ロンドン風のクリエイティブな空気を吸えるのが人気の秘密かと。

カウンターを回った奥にもバー・テーブルが置いてあります

カウンターを回った奥にもバー・テーブルが置いてあります

当然のことながらコーヒー豆、ティー、サンドイッチや焼き菓子類も、すべてイギリスのトップクラスのサプライヤーから仕入れています。こちらにサプライヤーのリストがあるので、興味ある方はどうぞ。コーヒー豆はワークショップ・コーヒー&スクエア・マイル、お茶はポストカード・ティーです ^^ パンがe5 Bakehouseから来ているのも得点高いですよね。

ちなみに!豆乳でフラット・ホワイトを作ってもらったら・・・感動するような味ではありませんでした。普通にミルクでカプチーノとかにすればよかったのかも。エアロプレスやサイフォン・コーヒーなども置いているので、コーヒー好きはぜひご自身の舌でジャッジしてみてくださいね。

10-12 Creechurch Lane, London EC3 5AY

店名Association Coffee
最寄り駅Aldgate / London Fenchurch Street
住所10-12 Creechurch Lane, London EC3 5AY
電話番号020 7283 1155
営業時間月〜金 7:30 - 17:00
URLhttp://www.associationcoffee.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

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