ハイカラがよろしゅおすなぁ、京都のロンドンヤ。

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ロンドンに住む友人から「朝明るくなる時間が早くなったのが何より嬉しい〜」とメッセージが届きました。ここ最近すっかり日が長くなり、夕方5時半くらいまで明るいそうですよ。友人はお気に入りのティーカップで温かい紅茶を飲み、素敵な毎日をスタートさせているんじゃないかな ♪

ところでニッポンとロンドンの冬の違いは、陽の射す強さじゃないかしらと思うのです。ニッポンはどんなに空気が冷たくても、風が強くても、眩しいくらいの陽が私たちを照らしてくれるでしょ。私たちはその暖かさに、ついつい陽の当たる方へと移動してしまいます。ホント日焼けしそうな強さですよね。今日のニッポンはとても暖かい。こんな日にこそ外に飛び出すのが一番! ぷらっと散歩がてら、京都四条河原町にやってきました。

前々から気になっていたお店が一軒。四条通から新京極に入ってすぐの場所にある、オレンジの看板がシンボルマークの「ロンドンヤ

写真右下、ちょうど白い煙が上がっている付近が「ロンドンヤ」さん。阪急京都河原町駅から徒歩すぐ。迷うことはありません (^○^)

一個からでもお買い上げオッケー。お値段 70円也 (^^)v

現在営業時間が変更になっており12時開店。ちょうどお店のシャッターが開いたところですが、すでにお客様が並んでいる。以前、雑誌で「ロンドンヤ」さんの包装紙が取りあげられていました。看板と同じオレンジ色の包装紙。そのオレンジ色が美味しい色に見えてくるのは私だけでしょうか(笑)。包装紙にはカタカナで書かれた店名と、「大文字山」「石庭」「五重塔」「千本鳥居」などが描かれています。どこか懐かしくてほっとするレトロな包装紙です。ではなぜに「ロンドンヤ」なのか?ロンドンとどんな関係があるのだろうか?

「京都らしいものを」と画家さんに依頼した包装紙

創業は戦後まもなく。創業者が「ハイカラなお菓子を作りたい」という一心で、当時流行のカステラ生地を使用。1948年にオリンピックが開催された「ロンドン」にちなんで「ロンドンヤ」と名付けられたのが始まりだそうです。当時、西洋文化を取り入れたおしゃれな洋服、髪型や帽子、斬新なデザインが注目される中、「カステラとロンドン」をいち早く食の世界に起用された「ロンドンヤ」さんは大注目を浴びたことでしょう。カタカナで飛び込んでくる目新しい音は、洒落た響きだったのかもしれません。それにオレンジの包装紙もハイカラを意味する色合いだったとも思うのです。

セロハンテープをご覧ください! ここにも「ロンドンヤ」発見! お店の方のロンドン焼きに込められた愛情が感じられます♡

さて列に並ぶ人たちが皆釘付けになるのは、カッチャンカッチャンと次から次へと焼き上げていく機械。全自動の生産工程を見ることができるガラス張りの前には、いつも大勢のお客様や観光客で賑わっています。この光景こそがまさに京都名物でもあります。

火加減、油・生地・あんこの量、型への入り方、半転の位置など、焼き上がりの饅頭の状態から、機械の微調整を行っている

一周でお饅頭の表面を焼く➡︎ひっくり返して刻印を押す➡︎焼き上げて完成

私が購入したのはお土産用に10個と、今、食べ歩き用に1個。お店の方が、ガラス張りの向こうで焼き上がった熱々のロンドン焼を丁寧に包んでくれます。箱なし、箱あり、現金のみ。地方発送も可。
個別密封包装のロングライフ・タイプをお選びいただくと、2週間たってもロンドン焼を美味しくいただくことができますよ。また乳製品を使用していない為、夏期でも常温で2~3日OKです。ずっと気になっていた「ロンドンヤ」さん、やっと制覇できました!

甘い香りとともに一つ一つ丁寧に詰められてお客様の手へ。

小麦粉、砂糖、たまご、はちみつ。やわらかいカステラ風味の生地に、甘さ控えめの白こし餡たっぷり♪

実はもう一軒、気になっているお店があるのですが、熱々の包みをバッグに納め、片手にロンドン焼1個を持ち、この際そのお店まで行ってしまおうと決めました。次の交通手段は市営バス。三条通まで出て⑩北野天満宮前のバスに乗車しなければなりません。時計を見たらあとわずかでバスがやって来る。新京極の商店街をロンドン焼き持って走った走った!暖かい冬の日が、いつの間にか汗だらだらで(笑)。ギリギリセーフ。無事時刻通りに乗車できました。ま、そんなに急がなくてもよかったんだけれどね (^^;)

そしてやっと車内でロンドン焼きをいただきました。走ったので冷たい風に吹きさらし、せっかくの熱々が冷たくなってしまった・・・でも美味しい!冷たくてもこれまた美味しいロンドン焼きでした!

「ロンドンヤ」の文字、読めますか? 白こし餡の他に月に一度、朝から500個のみ、抹茶生地のロンドン焼きが登場。来月3月は4日(木)の予定だそうです!

13駅目の北野天満宮前で降車。どうしても来てみたかったお店は、1682(天和2)年創業の「粟餅所 澤屋」さん。かつてはお店の場所まで北野天満宮の境内が広がっていた、江戸時代から300余年受け継がれるお店。趣のある古い扉をくぐると「おこしやす」の一声がかかります。

上京区にある神社。菅原道真公をお祀りしており天神さん、北野さんとも呼ばれている。

「おこしやす〜」

軽快なリズムと速さで餅を作る店主の姿。ほんわりやわらかく、ちょうどいい甘さのこし餡ときな粉の組み合わせ。ぷちぷちとした食感がなんとも素朴な味わいです。出来立ての粟餅をこの場所でいただくのが醍醐味。

白梅 650円(餡子三つ、きな子二つ)

澤屋さんを出た後、北野天満宮をお参りして宮内の梅を鑑賞しました。ロンドン焼と粟餅でお腹が満たされ、陽の光の眩しさに冬とは思えない暖かさを感じた幸せいっぱいの午後。春はもうそこまで近づいているようです。

【梅苑公開のお知らせ】2月26日(金)〜3月14日(日)の金曜・土曜・日曜に限りライトアップ

 

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ロンドンヤ
京都市中京区新京極通四条上ル中之町565 阪急河原町駅9番出口すぐ
TEL:075-221-3248
定休日:年中無休
営業時間:12時~19時(平日・土日祝とも)コロナ対策の為、上記時間に変更
◉日々の詳細はお電話でご確認ください。

粟餅所・澤屋】あわもちどころ さわや
京都市上京区今小路通御前西入紙屋川町838-7
TEL:075-461-4517
営業時間:9:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日:木曜、毎月26日休み
◉日持ち当日

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About Author

ナミヘイ

兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。インスタグラム:@n_amihey

4件のコメント

  1. ナミヘイ
    ナミヘイ on

    Keikoさま♪
    わ〜い!Keikoさん、ありがとうございます😍
    Sugar Tooth Cafeさんですね。また京都を訪れる楽しみが増えました。checkしますね!また素敵な情報お待ちしています。
    夏の澤屋さんのかき氷も必ず行ってみせます!暑そっ💦
    これからもどうぞよろしくお願いします m(_ _)m

  2. しまったー。。匿名にするつもりなかったのに名前入れ忘れてました😅 
    根っから粗忽で、失礼いたしました…。
    その焼き菓子屋さんはSugar Tooth Cafeといいまして、イギリス留学経験もある店主さんのブログを拝見したのがキッカケで知りました。
    今はテイクアウトと一部通販されています。ブログもまだありますので、ナミヘイさんのお好みに合うかどうか探ってみてくださいませ🤭
    澤屋さん、かき氷もあるんですね!でも真夏の京都…なかなかハードル高いです💦

  3. ナミヘイ
    ナミヘイ on

    コメントありがとうございます😄
    澤屋さん、私も確かにペロリとお腹に入っちゃいました。お皿の縁までのっているきな粉を落とさないように(笑)
    真夏のかき氷は食べたことありますか?いつか食べてみたいと思っているんです。
    そして15分圏内の焼き菓子やさんですね。じっくり予測を立てて次回行ってみたいです。(お店あってたらいいなぁ)
    そのあとは腹ごなしに北野さんまで歩き、粟餅いただいちゃう定番コース実行します!
    匿名さまも、次回の京都は➕ロンドン焼でお楽しみくださいね♪ ありがとうございました!

  4. わ〰️😆
    ロンドンヤさんは知らなかったけど、澤屋さんは私も京都に行くと外さないお店です!
    店内の昔っぽい感じも凄く素敵で…。
    実はそこから徒歩15分くらいのところにお気に入りの焼き菓子やさんがあって、京都に行くといつもまずその焼き菓子屋さんに行って、腹ごなしに北野天満宮までぶらぶらして、実は全然お腹、こなされてないのに粟餅いただいちゃう…っていうのが私の定番です😅
    コロナが収束して京都に行くことができるようになったら、是非ロンドンヤさん探します!

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