その人に似合う色を見つけるのがパーソナルカラー診断。
この診断で私のところを訪れる理由で最も多いのは、無難な色しか持っていない、だから、自分に似合う色を知りたい!です。
黒やグレー、紺、白はなんでも合うから万能!ということで、躊躇しないで購入できる。だから、ワードローブにこれらの色が増えていくのでしょうね。
こちらは洋服がモノトーンになってしまうという順子さん。オールマイティと思っていた黒がなんだか重たく見える、老け込んで見えるなど、だんだん似合わなくなったのでは?と思われているようです。
実は、黒は難しい色なんです。明度は暗いし、彩度もありません。
そんな黒は、若い時は、似合ちゃうんです。
ハリのある肌、溌剌としたパワーで、黒でも赤でもなんでも着れる。いや着こなしてしまうんですね!
一方、若い人が大きなダイヤモンドの指輪をつけていたら、本物とは思われず、フェイクに見えてしまうかと。まさに年齢のなせる技ですね!
アラ40以上は、年齢を活かして、素敵な大人の女性を目指したいですね。
前置きが長くなりましたが、今回は、色を味方にして5歳若返りましょう!がテーマです。
例えばピンクが好きとか嫌いとかあると思いますが、それがご自分に似合うかどうかは別のお話なんです。
色を味方にするには、
①お気に入りの色が本当に自分に似合うかな?という新しい視線で自分を客観視してください。
②この色苦手かも。という固定概念を外してください。
③「それ似合っているね!」と言う他人の声に耳を傾けてください。それがあなたの似合うカラーゾーンである可能性が高いです。
ともかく嗜好を外し、自分を客観視することが大事なんです。
では、なぜ似合う色を着るといいのでしょうか?
レフ板ってご存知ですか?
映像や写真の撮影で使われる道具です。
例えば、屋外でモデル撮影をする際、太陽光を拾いモデルに反射させてイキイキ見せるために使用します。
色を着るとは、これと同じでその色が顔にリフレクション効果を与える、つまり「顔映り」をよくする。ってことですね。
例えば、彩度の高い青ベースの色は、似合うと”色白”に見えます。
じゃあ、”色自”に憧れているから、その色を着ればいいのね!となりますが、
似合わない場合は、顔色が悪く病人のように見えます。
その理由は、肌色など自分の持っている色との関係があるからです。
自分色と相性のいい色を身につければ、よりイキイキと、より若々しく、より大人っぽく、より洗練されて見えます。
自分の似合う色を知る方法にパーソナルカラー診断があります。
https://www.style-lab-london.com/weddings
これは、その人が持っている目、肌、髪の色から、色の彩度、明度、 清濁を見極めて似合う色のグループを見つけるものです。診断方法は、沢山の布から2枚のカラー布を選び、よりどちらの色が似合うの見極め比較しながら診断します。この比較を繰り返し、似合う色のクループを見つけ出す作業をします。
この過程がまさにレフ板と同じで、「あ、明るくなった」「あ、黄ばんだ」など、色がこんなにも顔に影響を与えていたのかと驚きます!
診断でウインターとなった順子さんに似合う色グループを着ていただきました。
色を着ると躍動感が出て、若々しく見えますよね!
でも、いきなりこんな色を着れない。。という方へ。
マフラー、バッグなど、小物からでいいので、ぜひ、色に挑戦してください。
バッグが大きすぎるけど、色つきのバッグを持つだけでも雰囲気が変わりますよね?
きっと違う世界が見えてきますよ。
色に興味を持って、ぜひトライしてみてください。
これって若く見せる最大の極意ですよ!