流行りモノで流行を考える

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その昔、ファッションの流行って個々のデザイナーが、オリジナルのアイディアを出して、発信するものと思っていた。それが、当時勤めていた化粧品会社から行かされたセミナーで、その年の色やデザインの傾向は業界で世界的に決められていることを知って驚いた。どうも2年前ぐらいから流行色のグループが発信され、その後、デザインや素材などの総合的なトレンドが流されるようだ。

もちろんいくつかのテーマがあるので、どれを採用するかは各社それぞれの選択なのだけど、大まかにまとめられたものから選んでいくので、全体的になんとなくそのシーズンのイメージが似通ってくるのは当然で、そういう仕組みがあると分かった時は、ちょっと残念だった。

2022年秋冬は、色でいえば、パワフルなネオンカラーらしい。デザインでは、仕立てのいいテーラーリング、ボリュームたっぷりサイズのもの。コルセット&ビスチェ。ムートン、透ける素材やスポーツイメージのもの。だそうだ。

8月の終わりには、きっとこんな傾向のファッションがハイストリートのウィンドウを飾るのだろう。こうした枠の中でファッションが生産され、そこから選ぶ我々はうまく自分に似合う色や似合う形があればいいのだが、なかなか難しいのが現実。

もし、買おうかどうしようか迷っている洋服が、色も形も自分に似合う物だったら、悩まずに買いましょう!と診断の際にお話ししています。理由は、いつまた自分に似合う洋服に出会えるか、わからないので!

このように世界的に仕掛けられていくのとは別に、庶民的?になんだか流行るものがある。
ここ1年ぐらい気になっているのが、ストラップが交換できるショルダーバックだ。

 

Elie Beaumontのサイトから拝借

 

これは高級ブランドが「バックのイメージを簡単に変えられるパーツ」として、3、4年前に打ち出していたもので、その流行がまだ続いているという感じだ。それも手頃な価格で。

その代表的なブランドは、ロンドン発ファッション・アクセサリー・ブランドのElie Beaumont かと。

 

ストラップの種類(Elie Beaumontのサイトから拝借)

 

このサイトの商品レビュー数を見てビックリ。2000以上もある。

形は至ってベーシック。豊富な色とストラップの選び方で、自由自在の組み合わせが可能。何よりも£100以下でイタリア製の本革バックが手に入るならコスパがいいって感じるよね?

なんなら2つぐらい買って、ストラップを何本か持てば、どんな洋服でもオールマイティーに使える感じがする。

物価が日に日に上がっているのを実感する今、それじゃ何でセーブする??となった時にファッションに目が向くだろう。そんな中、バッタ屋で売っているフェイク品ではなく、値段と満足感が得られるモノを持ちたい。という気持ちにヒットしたのかな??と思う。

この話をした友人が、『あ、、私も持っているよ!私はプリムローズヒルのブティックで見つけて、ボディのグリーンと、ストラップの柄に惹かれて買ったんだよね。100ポンド以下で、本革で。笑』

そっか、身近に持っている人もいた。

さらに「なんか、また新しい色や柄のストラップが欲しくなってきたな〜。」とのこと。

流行には寿命がある。
けれど、、もしかしたら、これは、定番品になる感じがしているア・タ・シです!

 

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About Author

日本パーソナルカラー協会正会員。パーソナルカラー/骨格スタイル・アドバイザー。JPCA講師。グラフィックデザイナー、化粧品会社のマーケティグを経て渡英。若いときは何でも似合っていたファッションが、年齢を重ねるうちに、似合わないモノがあると実感。いままで派手な色と選ばなかった口紅の色が、自分によく似合った驚きから「パーソナルカラー」の勉強を。また、自分色を着ていてもなぜか、似合わない理屈を知りたく「骨格スタイル分析」を学び、現在、ロンドンで個人セッションやセミナーを開催。www.style-lab-london.com

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