2022年ラストスパートの12月が到来！
本日はイシヅカ マコトさんの写真＆イラスト展「ISHIZUKA DACHI GO EUROPE」のレポートです。
会場はイースト・ロンドン地区ブリックレーンにある Brick Lane Gallery (E1 6SA)。
人気の老舗ベーグル屋さんのすぐ近くといえば、ロンドン在住およびロンドン通の方はピンとくるのではないでしょうか。
この個展ではイシヅカさんが撮影してきた膨大な量のポートレートシリーズ「イシヅカダチ」の中から、500枚以上の写真とイラストが展示されています。
写真：イシヅカマコトさんのシリーズより
イシヅカマコトさんはテレビ制作の仕事を経て、現在はフォトグラファーで映像ディレクター、そしてNPO法人を運営。私もファンでよく観ているYoutube番組 『毎週キングコング』のディレクターをされているほかにも、ご自身でYoutubeラジオのパーソナリティーをされています。
ギャラリーを埋め尽くす写真に登場する人たちは、みんなアルファベットの「A」のような立ちポーズ「イシヅカダチ（＝ISHIZUKA DACHI, イシヅカ立ち）」なのが特徴的。
私も撮っていただいたのですが、このポーズ、安定していてリラックスできるんですよね。4年前からこの構図で写真を撮りだしたそうですが、FBアルバムに投稿していくうち「私も撮りました」と、世界各地からいろんな方が真似をして写真を送ってくださるようになったそうです。
確かに、とっても参加しやすい！
そして、みんな同じポーズだからこそ、被写体の方の個性が際立ちやすいという不思議な現象も生まれます。
そしてイシヅカさんのもう一つの活動は、写真やイラスト、Youtubeといった表現を通して、障がい者や病気、生きづらさを抱えている人たちが生きやすい社会になるようにしていくこと。
社会の仕組みや、知らないゆえに生まれてしまう偏見の目を変えていくこと、そして「全盲の方には正面でなく斜め45度から声をかけてほしい」といった、当事者の方でないと分かりにくい感覚についてポートレートを通して教えていただきました。
今回パリとロンドンで個展をされたことで、活動の輪もどんどん海外に広がっていますね。
開催は12月2日まで。
会期ギリギリですがムーブメントに参加してみたい方、どうぞお運びください♪
フォトグラファー、映像ディレクター、Youtubeパーソナリティー、プロデューサー、NPO『好きと生きる』運営
YouTube「 病気障がいラヂオ（仮）」
毎週ゲストに病気や障害当事者やご家族、そして救急救命士さん、看護師さんが出演して、日頃の困りごとや楽しみ、生活の色々なことを伺うというほんわかしたトーク番組です。
