ウェールズに潤う♡食・伝統クラフトを堪能するイベント開催中! 2/25まで【世田谷】

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春の訪れが舞い込んだかと思うと、東京では打って変わって小雨の降り続く冷たい一週間が続いています。今年の桜の開花は320日頃高知を皮切りに、4月下旬北海道へと達します。

最近、天候にかかわらず実行していることは、一日最低でも2km歩くこと。それには訳が…それは巷で話題になっているポイ活(買い物などによってポイントを貯めたり、貯めたポイントを活用したりする活動のこと)でマイルをちょこちょこ貯金しているのであります。

私は徒歩、自転車、電車、自動車、飛行機などの移動によりポイントが貯まるモバイルアプリサービスを利用しています。買い物をして貯めるのではなく(交通機関を利用すると結局お金が発生するのですが)、普段の暮らしの中で貯めています。無料のものもあれば、私のプランは月額550円とかかってしまいますが、そこはジムに通っていると思い、二駅向こうのスーパーに徒歩で行ってみようなど、体を動かすことを楽しんでいます。驚くようなポイントには決して繋がりませんが、この寒い季節じわっと汗ばむ感触は気持ちの良いものですよ。(これから迎える夏の暑さを考えるとある意味修行かも!!)

歩くことが目下ポイ活中の私。今回は私が住む沿線 京王井の頭線 下高井戸駅から徒歩10分ほどにある食料品店屋さんのイベントに歩いて行ってきました。電車でも行けるのですが、ホームでの待ち時間を考えると徒歩とあまり変わりません。ちょっとレトロな電車の雰囲気が魅力的な東急世田谷線を、ポイ活しながら線路越しにゆったりと眺めながら参りましょう。

地元で愛される路線♪ 2両編成の車両は意外にいつも混雑しています

TEA & TREATS(ティー&トリーツ)

2022年9月に訪れた際に撮影したもの

アイルランドで200年以上も愛されている紅茶 キャンベルズ・パーフェクト・ティーや、ロンドンで話題のジャムブランド ロンドン・ボロー・オブ・ジャム、紅茶に合う焼き菓子や雑貨の販売やイートインも楽しめます。またイベントやワークショップも随時開催しています。

ワークショップ「秋のホット・フルーツティー」に参加した時のものや、1人でふらりとパンケーキを食べに行った時の写真

ちょうどこの日曜日まで、コラボ・イベントを開催されているのでご案内します!

「 WELSH Tea Room 」開催期間:29()225()
ティー&トリーツさんによる1枚ずつ丁寧に手焼きしたウェルシュケーキや、ウェールズ伝統のフルーツケーキ、バラブリスの販売と、希少なヴィンテージのウェルシュブランケットやウェールズ作家のポタリーなどのクラフトを扱うセレクトショップ cymry (カムリ)さんとともにイベントです。

現在、オンラインショップや広島三越等でのポップアップショップを中心に活躍されているカムリさん。今回が初めての東京出店となりました。

 

イベント期間中、ウェルシュケーキは1枚から購入可能!

 

 

カムリの女性オーナーさんと、ウェールズの出会い、そしてお店をオープンされた経緯をご紹介しましょう。

2016年にYMS(Youth Mobility Scheme /ユース・モビリティ・スキーム)で渡英されたことが、きっかけだったそうです。すなわちワーキングホリデーのこと。原則、滞在期間が1年間に限られる他国のワーキングホリデー制度と異なり、イギリスのYMSは就労を目的としたビザとして、最長2年間働きながら滞在できるのです。

しかし彼女はたった1年間だけの滞在でした。「広島へ嫁ぐ前に、1年海外へ行かせてください!」と、東京から広島へ引っ越して役場に入籍届を提出した1週間後、ひとりロンドンへ旅立ったそうです。「いつか海外で生活してみたい」という子供の頃からの夢や、他いろいろな思いがあったのだそう。何かをやってみたいと言える言動力もそうですが、それを理解し受け入れてくれた周囲の環境、素晴らしい関係性だなと思いました。(このお話の続きを読みたい方はこちら note へお入りください。私は最初から最後まで一気読みしてしまいました!)

渡英後、ウェールズで開催された大好きなトレイルランレース(トレイルの大会)に出たのがウェールズとの最初の出会いだったそうです。その後、家族のように受け入れてくれたたくさんの人たちとその土地で出会うことになるのです。

彼女が Made in Wales のショップをやってみようと思ったひとつのきっかけは、ウェルシュブランケットでした。

ウェールズは羊毛産業が古くから盛んで、多くのアンティークブランケットが流通しています。ある日、店番をしていたショップで目にした黄土色のブランケット。タペストリー柄と呼ばれるウェルシュブランケット独特のパターンのものでした。二重折りで編まれた丈夫なものでラグとしても使える一枚でした。そのショップのオーナーさん曰く、ウェールズにはウェルシュブランケットをひとつの家庭で代々大切に受け継いでいく文化があるそうです。このブランケットもどこかの家庭で大切にされてきたからこそ、綺麗な状態で今ここにある。ブランケット一枚が人の想いを世代を超えて受け継がれていく素晴らしい文化とともに、ウェルシュブランケットを日本にも紹介したいと思ったそうです。

人口よりも羊の数が多いとされているウェールズ。古くからクオリティの高い羊毛製品が生み出され、数多くのアーティストが制作活動を行なっています。しかしクラフト製品やアートが生み出されていることは、まだ日本ではあまり知られていません。クラフト製品をはじめとするmade in Walesのモノたちと共に彼らの文化や暮らし、想いも届けていきたいとカムリのオーナーさんは語ります。

ホワイトのステッチが施されている柔らかく触り心地の良いピュアウール。通気性もよく年中通して使用できます。ベビー用はもちろん、大人の方の膝掛けやソファや車に一枚どうぞ。
立体的に蜂の巣状に編まれた「Honeycomb Blanket ハニカムブランケット」。肌触りが気持ちよさそうですね。ソファーやベッドカバーに。フリンジもまた美しい。

穴やシミのダメージが目立ち、販売が難しかったブルーのヴィンテージウェルシュブランケットが、今回巾着バッグに生まれ変わりました♪ 70年代に作られ、その後約50年間誰かの手に渡りながら大切にされてきたブランケットでした。どうにか残したいという思いが形になりました。

ヨーロッパ輸入のメリノウールで編んだとっても可愛いオーナメント。シーズン関係なく使えそうですね。ひとつひとつサイズ感やカタチに個性があります。ぜひ手にとってみてください♪

それからウェールズの首都カーディフを拠点にしている若き作家 Jack Welbourne(ジャック・ウェルボーンの器たち。民藝運動にも関わったイギリス人陶芸家バーナード・リーチから強く影響を受けました。日本や韓国の陶芸に造詣が深いため、どこか日本的な雰囲気も感じます。存在感のある彼の作品は日本のテーブルにもピッタリ馴染みます。スタンドに立てかけて作品として楽しむこともできそうですね。

テーブルウェアたちはオーブンでも使うことができます

ウェールズの紅茶やチーズ、シーフードなどの食に触れたことはありましたが、今日初めてウェルシュブランケットの存在を知りました。実際に手に取った生地感や触り心地から、ひとつひとつがウェールズで大切に使われてきたブランケットであることが伝わってくるようでした。

クラフトを堪能した後は温かい紅茶と英国菓子で一服しましょう。冬にいただくお湯割りのエルダーフラワーコーディアルもなかなかのもの!格別な香りの良さが楽しめます。

しっかりとコクがありながらマイルドで飲みやすく、ミルクにとても良く合うキャンベルズ・パーフェクト・ティー 。新作いちじく&アールグレイジャムを挟んだヴィクトリアケーキもいただきましょう。クリームと合わせるとさらに引き立つアールグレイの香り。至福の組み合わせです♡

店舗のみの取り扱いとして、いちじく&アールグレイジャムの通常ラベルの他に、ロンドンのアーティストによるスペシャルラベルバージョンも販売していますのでどうぞお見逃しなく!イベントは2月25日(日)まで♪

 

さてさて、帰りもポイ活で元気に帰ります!

 

【cymry カムリ】
URL:https://cymry.jp/home
Instagram : @cymry.jp
オンラインショップ

【TEA & TREATS】食料品店
最寄り駅:東急世田谷線 松原駅すぐ
住所:〒156-0044 東京都世田谷区赤堤3-3-11
営業時間:11:00-19:00(18:00 L.O.)
定休日:火曜、水曜
URL:https://www.tea-treats.com/
Instagram:@tea_and_treats_

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兵庫県伊丹市出身。東京都在住。主婦時々パートタイムジョブをこなす。子育て期をニューヨーク、ロンドンにて駐在生活を送る。思いつきのその日決めで行動する一匹オオカミ派。『成るように成る』をモットーに今世を生きる。水泳・ジョギング・登山・ウクレレ・映画・ライヴ鑑賞・奉仕活動と未知なる自分を今後も探求し続ける。Instagram: @n_amihey

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