出戻りシェフ、パリの話題店をロンドンに凱旋オープン!

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Frenchie  フレンチー

ロンドンのザ・サヴォイやマンダリン・オリエンタル、そしてジェイミー・オリバーのFifteenといったそうそうたる厨房で修業したフランス人シェフ、グレゴリー・マルシャンさんがパリに帰り、矢継早に「Frenchie」各ブランチをオープンしたのは2009年から2013年の間のこと。「パリで最も予約が取れない人気店」としての地位を確立後、今年春にコべント・ガーデンのプレミア・ロケーション、Henrietta Streetにロンドン凱旋店をオープンしました!

クリスマス・シーズンのある日

クリスマス・シーズンのある日

店内はうなぎの寝床状態で縦に長く、手前にも奥にもダイニング・スペースがあるほか、地下にも落ち着けるスペースを設けています。さて、ランチはセット・メニューしかなく、2コース26ポンド、3コース29ポンド。チャバタ風のブレッドは外がパリパリ、中がもっちりソフトで超好みの味でした♪

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この日のランチでは、スターターにサバのサラダ仕立てと、タコ&セロリアックをシェア。

右がタコとセロリアック、左がしめ鯖

右がタコとセロリアック、左がしめ鯖

サバはほとんどしめ鯖と同じ味に仕上げられていて、とてもフレッシュ。ニンジン・ピールのサラダと(何か忘れてしまった)ソースでいただく上等の味でした。そしてタコも歯ごたえ&塩加減すべてよかったのですが、この皿で最も好印象だったのはベイクしたセロリアック。ほくほくとした甘くリッチなフレーバーが口中に広がり、バーリー(大麦)のシチューとの相性もよく、とても美味しかったのです ^^   そしてメイン・コースにはポーク・ベリーと白身魚を。

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ポーク・ベリーは味見こそしなかったのですが、肉厚でいかにもジューシーそう♪ ちょっと甘めに仕上げた人参のロースト、粒マスタード・ソースとのバランスはとてもよかったことでしょう。そして白身魚!! 人生で初体験のエキゾチックなハーブ三昧の一皿で、ハーブの名前が分からないw 海のハーブのサンファイアだけでなく、他のハーブも不思議な塩気があったので、全部海藻の一種だったのでしょうか。形はほとんど普通の葉っぱなんですよね・・・。美しいグリーンのハーブ・ソースもいいお味で、素晴らしいハーブ・キック?を味わうことのできる個性あふれるメインのお料理でした。

フィナンシェが美味しい♡

驚くほど美味しくなかったデザート(左)。マドレーヌは美味しかった♡

コースの一環として1品だけデザートを頼んでみたのですが・・・食事担当のシェフとの力量の差が歴然。うまく説明できないのですが、喩えるなら一般家庭で作ったスクエアなスポンジ・ケーキが、あまり膨らまずに残念な仕上がりになってしまったという印象。さらにフレーバーもプロの手が加わっているとは思えない単純なもので、美味しかったのは洋梨のコンポートだけ。それもスポンジが美味しくないせいで全体が台無しになっているデザートでした。ペイストリー・シェフはあまりよい方に恵まれていないようです・・・。

ちなみに店名の「Frenchie」(フレンチー)とは、ジェイミーの店で働いていたときの厨房内のあだ名から付けたとのこと。フランス人だからフレンチー。なんだかな〜という気もしますけれども ^^;  ご本人はいたく気に入って店名にまでしてらっしゃるとは、ユーモアのセンスのある方なんでしょうね ^^

コベント・ガーデンでちょっとした機会があれば、立ち寄ってみる価値ある一軒です。

16 Henrietta Street, London WC2E 8QH

店名Frenchie
最寄り駅Covent Garden
住所16 Henrietta Street, London WC2E 8QH
電話番号020 7836 4422
営業時間月〜金 12:00 – 14:15 / 17:30 – 22:30 土・日 12:00 – 14:15 / 18:00 – 22:30
URLhttp://www.frenchiecoventgarden.com
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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