ニャンとも気軽な猫シッターサービス

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猫を飼っていて一番悩ましいのは、やっぱり旅行などで家を空ける時ですよね。

私たちは幸いなことに寛大な友人たちに恵まれ、タムタムとラミーを1年10ヶ月前に飼い始めて以来、家を留守にする時はいつも友人の誰かしらの好意に甘えて面倒を見てもらってきました。

フラットに泊まってもらうパターンが私たちとしては一番安心ですが、もちろん毎回そういうわけにもいきません。となると、1日2回朝晩のエサやりと、2つ設置してあるトイレの掃除のために家まで来てもらうのは、よっぽどのご近所さんでない限り、お願いするにも心苦しいものがあります。

1匹だけだったらエサを多めに入れておけば、1~2日ぐらい家を空ける分には猫の場合、それほど問題ないのかもしれませんが、うちの場合、タムタムが食いしん坊でラミーのご飯まで盗もうとするため、エサを放置しておくことに心配があります。外に出ることもできないから退屈しちゃうだろうし、通常は私が家にいるためにトイレが長時間汚れたままになっていることがあまりないので(用を足すと「トイレ掃除してー」とアピールしにくる)、そこも気になります。キレイ好きな猫がトイレのタイミングを計る(掃除してくれる人がいる時に用を足す)のはそれほど珍しいことではないみたいだし、掃除してもらえる気配がないともしかしてトイレを我慢しちゃうかもと思うと可哀想で、やはり長時間放っておくのには抵抗があります。

本日も特等席で窓際劇場を楽しんでおります☆

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そんなわけで、また数日間家を空けることになった8月のバンクホリデーの週末、ネットで見つけた「Cat In A Flat」というサービスを初めて利用してみることにしました。

Cat In A Flatは簡単に言うと、素人による猫シッターサービス。宿探しで言うところのAirbnbのような感じといったらわかりやすいでしょうか。ここに登録されている猫シッターさんは基本的に本業を別に持っていて小遣い稼ぎとしてシッターをしている人がほとんどで、社会人から学生までいろんな人がいます。基本的に猫好きで、責任を持って世話ができる人なら誰でも登録できるようですが、身分証明および最低限の条件をクリアしているかどうかの審査(犯罪歴の有無など)は必須で、登録にあたって電話またはスカイプでインタビューを受けることになっているようです。

ウェブサイトから郵便番号で検索するだけで、近所で登録されているシッターさんのリストが上がってきます。料金はシッターさんが各自で設定しているのでそれぞれ異なりますが、1回の訪問(通常30分程度)で£8〜10ぐらいが相場。1日1回または2回の訪問から選択できるほか、お泊まり依頼も相談できます。あとはそれぞれのプロフィールやレビューをチェックして良さそうな人を選び、希望日に空いていれば、オンラインフォームからリクエストを送るだけ。その後は基本的に本人とのやりとりになります。

さっそく検索してみると、うちから1マイル以内の距離だけでも数多くのシッターさんが見つかりました。条件的に良さそうな人が何人かいましたが、最終的にうちのすぐ近くに住んでいて、職場も地元というSさんが何かと便利で安心かもと思い、リクエストを送ってみました。ウェブサイトには、念のため数人のシッターに打診しておくのがおすすめと書かれていましたが、まだ予約希望日まで2週間以上あったので、とりあえず試しにSさんだけに送ってみたところ、すぐにOKとの返信が来ました。

シッターの了承が得られた後の流れとしては、猫たちに会いに一度家に来てもらい、簡単に世話の仕方を説明して鍵を渡せばOK。Sさんとはその日のうちに、翌週家に来てもらうということで話がまとまりました。ちなみに支払いはウェブサイトを通して行われるため(開始日の前日に自動的に全額お支払い)、公式に予約を入れる必要があるのですが、予約しても5日前まではキャンセル料無料(ただし予約手数料£1.50は自動的に引き落とされる)とのことだったし、メールのやりとりからして感じのいい人だったので、この時点でさっそく予約を入れてしまいました。

しかし翌週、約束していた訪問日の予定時間になってもSさんが現れず……どうしたのかと思って連絡を入れると、「オーマイガー!本当にごめんなさい、実はパートナーがケガして朝から病院に付き添っていて、今も病院にいます。それで今日の訪問の約束がすっかり頭の中から抜け落ちてました。明らかに第一印象悪いですよね。ごめんなさい!」という返事が来て、あらら……。でもそういうことなら仕方ないね……誰にでもこういうことはあるし……と了承して、翌日に振り替えることに。さすがに次の日はちゃんと現れました(笑)。しかも「地元で働いている」ということからなんとなく予想していたとおり、彼女の職場が夫と同じ(近所にある大学です)だったことも判明し、鍵は後日、夫が職場に届けるということで話がまとまりました。

今回、3泊4日で留守にしていたので、1日目と4日目は一日1回(それぞれ夜と朝)、2日目と3日目はそれぞれ朝晩2回ずつの計6回の訪問をお願いしたのですが、毎回きっちり写真とともに簡単な状況報告も送ってくれたし、何よりも私たちが普段ご飯をあげている時間にできる限り合わせて訪問してくれたようで、本当にとても助かりました。タムタムは大抵、初めての人にもあまり物怖じせずに接するので、Sさんに対してもそれなりに愛想を振りまいていた様子だけど(笑)、人見知りが激しいラミーは相変わらず隠れてばかりだったようで、最終日にSさんから来たメッセージにも「うーん最後まで真の友情は芽生えなかった、アハハ」とのコメントが(笑)。

何はともあれ、安心しておまかせすることができたので、また機会があればお願いできたらいいなと思います。同じ人にお願いすれば、猫たちも徐々に慣れていくだろうから、より安心感が増すだろうし。

というわけでCat In A Flat、お手軽でなかなかおすすめです。ロンドンをはじめ、ブライトン、ブリストル、カーディフ、マンチェスター、エジンバラ、グラスゴーと地域別に検索できるので、英国でシッター探しに困った時にはぜひチェックしてみてください。もちろん「自分が猫シッターになりたい!」という猫好きさんにもおすすめですよ。

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About Author

さとりっぷる

旅行誌や情報誌、広告等の編集&ライターの仕事を経て2005年に渡英、デヴォン州に約9ヵ月、ロンドンに約4年滞在。2008年頃からベースを弾き始め、バンド活動を開始。2010年より東京—ロンドンを行き来し、2014年に結婚を機に拠点をロンドンに移す。現在は主に翻訳ローカライゼーションの仕事をしながら、DIYパンク/インディポップ/ガレージポップ系の複数のバンドで活動中。 ソロプロジェクト: https://dizzyfruit.bandcamp.com/ かなり気まぐれ更新のブログ: http://london-tokyo-pv.blogspot.co.uk/

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