El Parador エルパンドール (閉業)
20年以上に渡って地元の人に愛されている、モーニントン・クレセント界隈では有名な老舗タパス屋さん。家族経営のよさがにじみでている小さな町のレストランです。
そのわりにメニューは多く、約40種の中から魚、肉、野菜の皿を選べるのですが、試した料理がどれも安心感のある美味しさで、もっと大人数でもっといろいろシェアしたい! と思わせる魅力的な店でした ^^
しかもクラシックなメニューよりも、シェフによる工夫が目立つ創作タパスがメインという古い店にしては珍しい構成。この日食べた中の出色は空豆のマッシュをガーリックとローズマリーでこれでもかと風味付けしたクセになりそうな一品「Pure de Habas」。15種を揃える野菜タパスの中から、ローストしたセロリアックをサンファイアの塩気で食べる皿を選んだら、素揚げミントの葉がよい仕事をしていたり。
通常のカラマリ・リングに見えるものも、きちんとマリネして仕上げているので味は繊細。リッチなトマト・ソースでいただくポーク・ミートボールはクラシックな仕上がりで大満足☆ あと35種はあるメニュー、いつか制覇したいですね〜 ^^
地下へと降りた奥にあるヒミツのパティオは、夏の夜長を過ごすのにぴったり。オーナー・シェフと思われるお二人が書いたレシピ本にも、きっとパンチの効いたテイスティ・タパスが並んでいるのでしょう☆
2人では予約を取ってもらえなかったのですが、人数が多い場合は予約OKみたいです。もしかしたら、ここが元祖「予約を取らないレストラン」だったりして〜、なんて ^^