シルク・ロードのスパイスが香るリトル・キッチン

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Foley’s   フォーレイズ

チャイナタウンの一画にあるモダン・エルサレム料理の店、Palomarはその味とアンビエンスでオープンと同時に大人気となり、私もずいぶんと通ったもの。そのパロマーで副シェフを務めていたMitz Voraさんが新しいレストランに挑戦したと聞いて、さっそく行ってきました ^^ フィッツロヴィアにあるFoley Streetに数週間前にオープンした、Foley’s。店構えもどことなく、Palomarを思わせるモダン仕様です。

明るいブルーのひさし目印☆

明るいブルーのひさし目印☆

当店のテーマは、スパイス。かつて大陸の商人たちはアジアと地中海諸国を旅し、絹や香辛料の取り引きを盛んに行っていました。後にシルク・ロードと呼ばれることになる交易路を行き来した数々の香辛料を、現代らしいアクセントになるよう用い、エキゾチックな創作料理へと昇華させているのが当店の料理。アジアの香りと中東のテイストが混じり合っているのは、そういうワケなのです。

フェネルやケール、ジェム・レタスやオレンジ、フェタ・チーズなど盛りだくさんの「Super Greens」

フェネルやケール、ジェム・レタスやオレンジ、フェタ・チーズなど盛りだくさんの「Super Greens」

1皿しか頼まなかったタコのグリルがなぜか2皿きて、1皿を2人分に分けてくれたのだと喜んで食べていたら、その量がちょっと多かったので、もしやと思って聞いたら、やはりフルで2皿来ているとのこと。でも、1皿分のお値段でいいと言われてラッキー☆

1皿しか頼まなかったタコのグリルがなぜか2皿きて、1皿を2人分に分けてくれたのだと喜んで食べていたら、その量がちょっと多かったので、もしやと思って聞いたら、やはりフルで2皿来ているとのこと。でも、1皿分のお値段でいいと言われてラッキー☆ 濃厚だったけど、美味しかったですよ。ワイン必須 ^^;

焼きナス。いろんなものがのっかってます ^^

中東らしい焼きナス。いろんなものがのっかってます ^^

ラム肉、コーン・ブレッド添え。じつはバラ肉のコンフィものっかるはずだったのだが、ちょっと切らしているということで載ってませんw でも普通に美味しかったです。 

ラム肉、コーン・ブレッド、スパイス・フモス添え。じつはバラ肉のコンフィものっかるはずだったのだが、ちょっと切らしているということで載ってませんw でも普通に美味しかったです。

オープンしたてで、まだサービス面では完成されていない印象を受けましたが、スタッフは皆とてもフレンドリーで前向きな雰囲気が◎ 料理はPalomarと同様、若干濃いめの味付けですが、ワインと一緒にいただくことを考えれば許容範囲です。おすすめは全体的にアジアン・テイストに仕上げられた柔らかタコのグリル。その他の料理も斬新なアイデアが満載できっと新たなインスピレーションをもたらしてくれること間違いなしです。もう少し通って別のお皿も試してみたいかも ^^

23 Foley Street, London W1W 6DU

店名Foley’s
最寄り駅Goodge Street / Oxford Circus
住所23 Foley Street, London W1W 6DU
電話番号020 3137 1302
営業時間月〜土 12:00 – 23:00 日 12:00 – 22:30
URLhttp://foleysrestaurant.co.uk
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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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