日々ブラッセリー・バー

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May the Fifteenth メイ・ザ・フィフティーンス

すっかり冬めいて参りましたが、今日はまだ夏時間だった秋頃に行った5月15日という名前のレストランのご紹介です ^^;

クラッパム・エリア。ふだんはほとんど行かない地域ではありますが、このAbbeville Roadというのは興味深いレストランが軒並み連なっており、ご近所ならさぞかし楽しいだろうなと思われる通りです。このレストランも以前はAbbeville Kitchenという名前で営業していて、その頃から行ってみたいと思っていたのでしたが、ようやく予約してみるとオーナーの入れ替えとともに名前も変わり、雰囲気も変わっていてちょっと寂しく思った次第です。

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が! 気を取り直して料理を見てみましょう。自家製のサワードゥ・ブレッドは香り高くサクサクもちっとしていて美味しく、期待感が膨らみます。まずはサラダと前菜めいた小皿で乾杯。自家製のパテはプルーンを中心にすえた肉厚チャンキーな一品で満足度高し。個人的にはちょっと脂が多すぎ?という感じではありましたが、友人は美味しそうに食べていました。ビートルートのサラダも可もなく不可もなしという仕上がりで、ここまではさわやかにワインをいただきながら料理はあくまで脇役として、しばし談笑 ^^  といってもバー・スナックとしては上等の部類です。

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それがこちらのチャードのパイをいただいてから俄然舌が色めき立ちます。程よい塩加減で調理されたたっぷりのチャードが松の実をアクセントにフィロ・ペイストリーで巻かれてオーブンへ。これが美味しかったのです〜 ^^   小さく見えますけれども意外と食べ応えがあり、すっかり満足してしまったのでした。

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気になったのは、料理もがんばっているわりにお客さんが少なかったこと。同じ通り沿いを見ると、新しいトレンディなお店がたくさんできているので、競合していくのも大変なのだろうなと容易に想像がつきましたが・・・好きな時間にふらりと立ち寄って、シェフの工夫が見られる独自料理をいただきながら気軽に飲む。ご近所さんがそんな使い方をする店なのかなと、思いました ^^ でもメニューはかなり充実しているんです!  次回、また来ることがあれば、今度は魚やお肉のメイン・コースを食してみたいと思いました。

あぶそる〜とロンドンのレストラン・カフェ・パブ検索機能では、
ジャンル、エリアの両方から検索することができますので、
しっかり活用してくださいね〜!

http://absolute-london.co.uk/fooddrink

47 Abbeville Road, London SW4 9JX

店名May the Fifteenth
最寄り駅Clapham South / Clapham Common
住所47 Abbeville Road, London SW4 9JX
電話番号020 8772 1110
営業時間火 18:00 - 22:00 水〜金 12:00 – 15:00 / 18:00 - 22:30 土 9:30 - 15:30 / 18:30 - 22:30 日 09:30 - 11:45 / 13:00 - 15:30 / 18:00 - 21:30
URLhttp://www.maythe15th.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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