パリっとサンドが大評判、愛とボリュームのビーガン屋さん

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Piadina Genuina   ピアディーナ・ジェニュイーナ(閉業)

イタリアはロマーニャ地方の伝統レシピで作るパリっパリのビアディーナ(フラットブレッド・サンドイッチ)がカルト的な人気を誇る東ロンドンのビーガン・レストラン。ヴィクトリア・パークの北側に小さな店を構えています。

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「伝統レシピ」と書きましたが、一つだけ違うのは、伝統的には油脂にラードを使うところ、当店ではエキストラ・バージン・オリーブ油を使っているところ。イタリア人オーナーのアントニオさんは本場ロマーニャ地方で80歳の女性から昔ながらのレシピを叩き込まれたという方で、自身の店をイタリア国内で開くにあたって材料を変更したのだとか。そのビーガン・ピアディーナが大当たり! 2015年にロンドンに移住し、2017年に現在の店をオープンしたのだそうです。

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冷蔵カウンターには色とりどりの調理野菜たちが並んでいて、こちらにも抗えず・・・まずはサラダの盛り合わせをお願いしてみました。メニューにはなかったのですが、お願いしたら作ってくれました ^^

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ロースト・ペッパーやズッキーニ、ナスやフモスはナチュラルで素直な美味しさに感動。そして、表面がパリっとなるまで鉄板で焼いた手作りピアディーナは、ボリューム満点のビーガン・ソーセージ、ブロッコリー&マッシュルームのフィリングで。

左上が本日のスペシャルだったパスタ♪

左上が本日のスペシャルだったホウレンソウの生パスタ♪

見よ、このフィリング!

見よ、このフィリング!

これだけでお腹いっぱい♡ 味も栄養も文句なく整ったビーガンのごちそうです。また当店はビーガンのパスタ類でも有名。この日いただいたスペシャルのホウレンソウ・パスタもとにかくボリューミーで味のセンスもふるっています。ビーガンの友人と訪れたのですが、ビーガン・ミートとして知られるセイタン(グルテン・ミート)も手作りしているとかで驚いていました。添加物なしのナチュラルさも、当店の魅力のようです。

お値段もとても良心的で、2人でこれだけシェアして飲み物も入れて一人10ポンドちょっとだったと思います。コーヒー・マシンがないのでコーヒーはプレス式のカフェテリア(十分美味しい)。何千ポンドもするコーヒー・マシンにお金をかけるよりも、このお値段でずっと美味しい料理を出してほしいです ^^

先日、この友人を招いてビーガン料理を作ってみました。すべて植物性のもので作る料理はバラエティでも問題なく、食材の豊かさも堪能。お肉もお魚も大好きだけど、たまにはピュアな野菜の恩恵だけに浴するのもいいかな、なんて思った夕べでした ^^

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しっかり活用してくださいね〜!

http://absolute-london.co.uk/fooddrin

251 Wick Road, London E9 5DG

店名Piadina Genuina
最寄り駅Homerton
住所251 Wick Road, London E9 5DG
電話番号07497 674 699
営業時間水〜日 11:00 – 21:00
URLhttps://piadinagenuina.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

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