バレンタインとは全くかけ離れた非ロマンチックな店で恐縮ではありますが・・・w ユーストン駅すぐ裏手にある素っ気ないビルの半地下・・・カルト的な人気を誇るマレーシア&シンガポール料理の食堂Roti Kingのご紹介です♪
油脂を練り込んだ小麦粉生地を薄くのばして焼いたマレーシアのパン、ロティ・チャナイが美味しく、種々雑多なひとびとがマレーシア風カレー、ナシゴレンやシンガポール・ヌードル、ラクサなどを求めて毎日長蛇の列をつくる人気の当店、Euston Chinese Restaurantという看板が目印です。以前は中華食堂だったみたいですね。
古い店かと思いきや、おそらく2014年頃に今の形になったと思われます。中華食堂だった頃の名残で外付けトイレも中国語並記で案内があり、80年代くらいのロンドンに戻ったような不思議な感覚に。トレンディ・レストランの思わせぶりな様子に食傷気味な方には、一服の逆清涼剤のような店なのかもしれません。
夕方は5時にオープンしますが、6時頃に行くとすでに行列ができていました。ただし回転は速いのでひるまずに並ぶ価値あり。10分ほど待って順番が来て中に入ると、すぐ左手にオープン・キッチンがあり、ウワサのロティ・チャナイを作っている職人さんの姿をキャッチ! 期待感が高まります♪
個人的にマレーシア料理というのは、一部の店をのぞいてさほど強い印象のない私です。マレーシア人の方に家庭料理を作ってもらった経験もないので、試せる場としてはロンドン市内にあるマレーシア料理店。ソーホーあたりに何軒かありますが、リピートしたいと思ったことは一度もないのですが・・・ロティ・キングは、結論から言いますと、非常に美味しかったです ^^
ラミネート加工された写真入りメニューを見るとリストは意外と短く、コアなストリート・フードに特化した店だと分かります。そして2名でシェアしたのは・・・エッグ・ヌードルの「Mee Goreng Mamak」、2枚のロティ・チャナイが付いてくる「Roti Canai Special」のフィッシュとラム、空芯菜の炒め物「Kangkung Belacan」。
ミー・ゴレン・ママクはチキン、エビ、揚げの全部が入っていて味付けは甘辛。ヌードルの固さもちょうどよくて調和のとれた味わいに箸が進みます ^^ 空芯菜もしっかりとした味付けなのですが、塩辛くもなくスパイス加減もちょうどよくて日本人好みの味。そして、層になっているのが魅力のほろほろロティ・チャナイも予想通りに美味しく、カレー類はラムとフィッシュでソースの味が異なり、美味しかったです♪ フィッシュのほうが酸味が強く、ラムはリッチでマットな感じの味付け(←分かるかしら・・ ^^; )
アルコール類は持ち込み可ですが、ワインは1本につき10ポンドのコーク・チャージを取ります。長居してほしくないという理由から強気の値段設定なんですかね。支払いは現金のみです。
ネット・サーフィンで見つけて以来、ずっと行きたい店リストに載っていた当店。やっと来れた&美味しかった ^^ 次回はラクサを食べてみたいな♪
ちなみにマレーシア料理店としては、下記パディントン界隈の2軒がおすすめ☆
ただし両者ともにレストラン仕様の上品寄りの店なので、がつんと単純なストリート・フードを食したいなら、Roti Kingがおすすめ!
最近、放置していたツイッターのアカウントを活用し始めました(笑)。
いろいろつぶやく予定なので、見てみてくださいね♪
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