コベント・ガーデンに新しく登場しているレストラン紹介の続き♪ こちらは昨年オープンしたばかりのチャイニーズ・レストランで、創業はニューヨーク。遊び心あふれる点心を作るマスター職人のジョー・ンさんと、敏腕レストラン事業家として知られるエド・スコーエンフェルドさんがタッグを組んで誕生したレッドファームは、ニューヨークではすでに2店舗を構える人気店のようですね。
ウェブサイトを見ると「greenmarket sustainability」という言葉が理念として使われています。定義ははっきりとわからないのですが、言葉から想像するに「小規模農家から直送される(グリーンマーケット)サステナブルな農産物を使ったレストラン」ということでしょうか。
インテリアは非常にモダンで、かつカントリー風の演出も。伝統的な庶民の店とも高級店とも一線を画したカジュアルでポップな印象です。「グリーンマーケット」を意識してかデコレーションには植物を多用し、客層もかなり若いです。先日前を通ったら平日の昼間にもかかわらず行列らしきものもできていて、その人気ぶりに二度驚きました。ロンドナーたちにも受け入れられ、定着している証拠でしょうか。
シグニチャーはなんと言っても点心類です。パックマンがモンスターを食べているかのような「Pac Man Shrimp Dumplings」や、串でさしてロリポップ風にした「Chicken Lollipops」、巨大な小龍包のスープをストローですする「Pork & Crab Soup Dumplings」などなど、工夫や楽しさでは群を抜いています。
主菜メニューのシグニチャーはエビを詰めたクリスピー・チキン。その他にも他の中華料理屋さんでは決していただけない料理の数々がたくさん載っています。私たちはそんな有名店だという認識なくきたので、シグニチャーをあまりいただけなかったのですが、皆さんはぜひ!
味は間違いなく美味しいと思います。お値段はそれなりに強気の設定で、点心類が10ポンド前後、主菜は20〜36ポンド。できれば3〜4名くらいで訪れていろいろシェアできるといいと思います。セット・メニューは11:45〜18:00までで3コース+ワンドリンク=22.50ポンドと大変お得。また日曜日には40ポンドで食べ放題ブランチ/ランチをやっているので、こちらは全体のお値段を考えるとかなりお得なのではと思います^^ (60ポンドでアルコールもボトムレスに!)
他では味わえないメニューがたくさんあるレッドファーム。新しもの好きの皆さんは、一度試して見てくださいね。