Brunswick East Bakehouse ブランズウィック・イースト・ベイクハウス
ロンドン東部にはどんどん新しいカフェやレストランができていて、もう追いつけない〜という焦りがあるのですが^^; 気になったところにはなるべく足を運ぶようにしています。本日ご紹介するカフェも、そんなトレンディを絵に描いたような現代的スペース。昨年、産声をあげました。
ここは独立系オフィスやスタジオが集まるコミュニティ「Hackney Downs Studios」の一画です。 Hackney Downs Studiosはクリエイティブな仕事をする人々にコワーキング・スペースを提供しているほか、クラフトのワークショップやマーケットを主宰するコミュニティ・ハブとして機能する魅惑的な場所。アーティスト同士が密に交流すれば、それだけで作品作りへの刺激になりそう^^ その敷地の一画あるのが、Brunswick East Bakehouse!
オリジナルのBrunswick Eastはすでに2015年にダルストンに登場していて、隠れ家的なロケーションも相まって大人気。オーストラリア人オーナーさんならではの工夫あるヘルシー・メニューで人々の心をつかんでいるのです。こちらのベイクハウスでは、お皿にのる全ての料理をゼロから手作りするという理念のもとに運営されているので、そのコンセプトがさらに進化しています。ウェアハウス然とした広々とした店内ではオーガニック小麦やライ麦を使ったサワードゥ・ブレッドが毎日焼かれ、キビキビとした店員さんが楽しそうに働いています。
ただのカフェとは思えない一捻りあるメニューが並ぶ中で、ローストしたキクイモのピュレ、カリフラワーやロマネスコにウズラの卵がのっかった「オータム・ルーツ」(自家製サワードゥ・フラットブレッド付き)、スイスチャードのグラタン付きの「ベイクド・エッグ」を注文。どちらも想像していた料理とは全く違う様子で登場し、いい意味で期待を裏切られました^^
「オータム・ルーツ」はほとんどレストランの前菜のような佇まい。味は繊細で美味しかったのですが、独立したランチとして一人でこれだけ食べ続けるには味が単調になりがちなので、一工夫欲しかったかもしれません。ベイクド・エッグの方は野菜もたっぷりでなかなか良いバランスです ^^
時間が遅くてコーヒーを注文する時間がなかったのが残念ですが、人気の理由がわかる素敵なカフェでした ^^ 半日ここで仕事をしていても、きっと自由にいさせてくれそうな、そんな予感のする懐深さも感じます。
ベイクハウスだけにパンやケーキも充実! マルチシードのサワードゥ・ブレッドを購入して帰ったのですが、とても美味しくいただきました♪