12:51(トゥウェルブ:フィフティーワン)(閉業)
ロックダウン中にデリバリー・サービスに移行しているレストランでは、時間が経っても美味しさを保つメニューに絞ったり切り替えたりと、それぞれに工夫しつつ活動を続けています。
イズリントンの目抜き通り、Upper Streetに2018年夏に登場している「12:51」でも同じ。ここはBBC2の看板料理番組「Great British Manu」で優勝経験もあるジェームズ・コクランさんがオーナーシェフを務める人気レストラン! UKトップクラスのシェフならではの料理を期待し、オープン当初から大変な賑わいを見せていました。

12:51という店名はThe Stokesのシングル曲からきてるんですって。
料理はモダン・ブリティッシュですが、コクランさんの砕けた人柄とバックグラウンドに呼応するかのように、一番の売りはジャーク・チキンです^^ スコットランドとカリブのセント・ビンセント島にルーツを持ち、なおかつオイスターで有名な海辺の町、Whitstable生まれの強みを生かしてどこまでも自分らしいメニューを構築しているのですね。

左上のシガー型のムースはジェームズさんのシグニチャーで、番組でも作ってました。この日はマッシュルームのムースだったと思うけど、濃厚! 2名で行ったのにパンが1スライスのみというのはいただけませんでしたが ^^; ウイスタブル産オイスターはモラセスのソースと一緒に。

セロリアックとヘーゼルナッツのサラダ。コンフィ・エッグのソースが美味しかった!

右の写真のムール貝の料理は、貝はふっくらして美味しかったのですが、ソースが濃厚すぎて3粒くらいでちょうどよかった ^^; 前菜として量を少なくするか、メインならもう少し食べやすい塩加減がいいと思った一品。

モルト・アイス!! 激ウマで取り合いになりましたw 私たちは昨年のどこかで訪れたのですが、メニューはその頃に比べてもっともっと改善されているみたいです。ロックダウンが解けたら再訪したい店の一つ^^
12:51のデリバリー・サービスには「Around the Cluck」という名前があって、Deliveroo、Uber Eats、Slerpとの連携で毎週木曜日から日曜日の17:00-23:00限定でサービス提供をしています。メニューはバーガーのみ。だけどいろんなサイド・メニューがあるのでこれもお楽しみ^^ シグニチャーのジャーク・チキンを使ったものだけでなく、カリフラワーでベジ・バーガーを作ったりと、あらゆるテイストの人が楽しめる内容になっています。
考えてみてください、文字通りUK最高峰シェフによるチキン・バーガー♡ タダのチキン・バーガーでないことだけは、確かだと思います。

Uber Eatsさんのサイトから写真拝借。堂々のジャーク・チキン・バーガー!