Gallipoli Café& Bistro ガリポリ・カフェ&ビストロ
さて、ロックダウン生活7週目のイギリスですが、そろそろ自炊が辛くなってきたという方も多いはず。アップマーケットなレストランが軒並み完全な臨時休業で静かなのに対し、エスニック系レストランは持ち帰りにデリバリーにとパワフルに稼働中なので、ぜひ試してみてください!
本日ご紹介するGallipoliは、エンジェルのアッパー・ストリートで1996年創業。以来25年間、全く人気の衰えをみせないトルコ&地中海料理ビストロです。ダイニングにはトルコ伝統のランプシェードが色とりどりに天井から吊り下がって魅力的な陰影をもたらし、料理はお手頃でボリュームたっぷり。この絶妙のカジュアルさとオシャレ感が人気の秘密なのだと思います。
何を隠そう私も渡英したての頃はよく当店にお世話になりました^^ 独立店らしい趣でサイズもちょうどよく、メッゼやグリル料理をグループで取り分けながらワイワイ楽しむのにぴったりのレストラン。数年のうちに同じ通り沿いに2店舗増やして合計3軒になったのですが、現在は2店鋪で落ち着いているようです。

ブルーが目印。美しいランプシェードのインテリアでそれとわかります ^^ 数軒先に「Gallipoli Again」があるので、注意! そちらも同じクオリティです♪ Againではバースデー・パーティーを開くとベリーダンスで祝ってもらえます。

テーマはオスマン帝国! 古い写真で雰囲気を盛り立てます。じっくり見てみると、意外と面白い。

冷温の両メッゼでまずは小腹を満たしましょう♪
メニューはトルコ料理のショーケース。たいてい何を頼んでも楽しめるので、メッゼから数品、メインから人数分弱を選んで様子を見ましょう♪ トルコ料理初心者の皆さんは、メッゼの盛り合わせ、そして「102 Upper Street Special」か「Gallipoli Special」と名付けられた炭火焼グリルの盛り合わせを♡

ナスの詰め物と、温メッゼの中にあった炭火焼キョフテ。

こちらが「102 アッパー・ストリート・スペシャル」だったと思うのですが、もしかしたらガリポリ・スペシャルだったかもしれません ^^;

これもラム団子。煮込みハンバーグみたいな感じ? もしかしたらこれが「Iskender」だったかも。
デザートにも力を入れています! 伝統のバクラヴァやライス・プディングはもちろん、地元の人にも受けそうなケーキの数々も。面白かったのは「Funky Pie」と名付けられたタルト風のお菓子。中にはなんとバニラ・アイスクリームが入っていてなかなか美味しく取合いになりましたw

バクラヴァには目がない私。締めはこれ以外に考えられません。

名前に惹かれて注文した「Funky Pie」 。アイスクリーム好きもパイ好きも、両方楽しめちゃうデザート。ターキッシュ・ティーは忘れずにね♡

こちらはライス・プディングとピーカン・パイ。両方とも美味しかったです ^^
ガリポリでは現在、電話注文の持ち帰りとデリバリーの両方に対応し、北ロンドナーたちに息抜き時間を提供してくれています。これを書いているだけでトルコ料理をいただきたくなってきました^^ ロックダウンの緩和が待ち遠しいですね。