冷製タパスと極上シェリー酒を

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小さな小さな隠れ家バー

 


Bar Petito  バー・ペティート(閉業)

南スペインはアンダルシア地方の街、ヘレスにある伝統あるワイナリー、ゴンザレス・バヤス社の協力のもと、同地方の素晴らしいワインとシェリーを提供している小さなバーがこちら。

シェリー酒というと一般名称のようですが、本物のシェリー酒はアンダルシアのヘレスとその周辺で作られたものだけを指すのだそう。バー・ペティートではパロ・コルタードやオロロソ、フィノ、アモンティジャド、マンザニラなど、20種以上のバラエティに富んだ本場シェリーを味わえるロンドンでも貴重なバー。シェリー初心者から上級者まで、誰でも楽しめること間違いなしです。

樽をテーブル代わりに

樽をテーブル代わりに

これはシェリーじゃなくてワインですが ^^;

これはシェリーじゃなくてワインですが ^^;

シェリーやワインに合うおつまみ=タパスの質も特筆に値します。このバーのキッチンでは火を通した料理は作らず、代わりに芸術品のようなコールド・タパスの数々をお試しあれ♪

コールド・タパスはここで組み立てられる

コールド・タパスはここで組み立てられる

例えばメニューに「トルティーヤ」と書いてあっても、バー・ペティートではありきたりのスペイン風オムレツではありません。ここではなんと、ポテト・サラダに塩味のエッグ・カスタードを組み合わせた「再構築」トルティーヤを食すことができるのです。創意工夫の見られるタパス類は、日替わりメニューが登場。

これが再構築トルティーヤ

これが再構築トルティーヤ

カネロニ風サラダ巻き

カネロニ風サラダ巻き

なんじゃこりゃ!? エビのたたきとアーティチョークです

なんじゃこりゃ!? エビのたたきとアーティチョークです

ホワイト・アスパラガス〜

ホワイト・アスパラガス〜

小さな店内にはワイン樽を利用したテーブル席が5つほどあるだけで予約も取らないので、ウォークイン・スタイルで席を確保する必要あり。天気がよければ同じ敷地内にある兄弟レストラン、Caminoとの共同パティオに出た外テーブル席での一杯も気持ちいいものですよ。

 

3 Varnishers Yard, The Regent's Quater, London N1 9FD

店名Bar Petito
最寄り駅King's Cross St Pancras
住所3 Varnishers Yard, The Regent's Quater, London N1 9FD
電話番号020 7841 7331
営業時間月~金 17:00 - 00:00 土 18:00 - 00:00
URLhttp://barpepito.co.uk
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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

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