
The Shaws Booksellers ショーズ・ブックセラーズ
その昔、新聞社や出版社、印刷所が数多くあったフリート・ストリートに近く、製紙業者の元倉庫があった場所を改装してできたのが、店名にもその名残りを見て取れるショーズ・ブックセラーズ。
1875年に建てられて以来、ずっと倉庫として使われていた場所に敬意を表し、バー・スペースの中央には古い滑車を残すなどインテリアに工夫が見られるほか、D字シェイプが美しい外観も見どころのひとつ。またバー・カウンターの奥には文字通り本を並べて出版社のような雰囲気を演出し、ユニークなキャラクター作りに取り組んでいることがわかります。


ビール醸造所のフラーズが経営しているパブなのでエールはロンドン・プライドとディスカバリーの2種類しかありませんが、顧客層の好みを意識してかワイン・リストが思いのほか充実。ワインに力を入れているパブの食事がまずいわけがありません。
段差で低くなった奥のスペースはダイニング・エリアとなっていて、ランチ時にはブリティッシュ・ベースのガストロ・パブ・ランチを求める近隣のシティ・ワーカーたちで大賑わい。夜は食事よりもドリンクに比重を置いているため、シェアできるおつまみプレートが充実しています。


ワンランク上のランチ・オプションとして、また仕事帰りの一杯を気どらず楽しむバーとしておすすめ! シティ・ワーカーたちの様子を観察したい方にも^^
2024年追記:今もこのままです!^^