7月10日から12日までグリニッジのO2で開催された夏のハイパー・ジャパン!
気持ちよい快晴の下、うららかな気持ちで会場へ向かって歩いていると・・・遠くから私の名を呼ぶ声が。
きょろきょろと見回すと・・・
あ、玖保キリコさんだ! ヾ(*ΦωΦ)ノ
今年のハイパー・ジャパンではキリコさんの初期の代表作『シニカル・ヒステリー・アワー』の英語電子版の発売を記念し、サイン会があったのだ♪
会場となったのはテント下の戸外、任天堂ワールドが展開されていた屋内スペース、そしてHyper Galleryと名付けられたライブ会場の3ヵ所。キリコさんのサイン会は日本人クリエーターたちをPRするエージェンシー、クリーク・アンド・リバー社さんが主催し、屋内会場で行われた。
そう、そうなのだ。キリコ・ワールドがついに英語に!!
シニカル世代、いまどきのこども世代としては感無量・・キリコさんのギャグはもともとユニバーサルだし、あのシュールさは非日本人にもスムーズに受け入れられるに違いないと確信する。
展示ブース内でイラストを描きあげていくキリコさん☆ こうやって描くのね〜と、思わず見入ってしまった。
ライブで書きあげられたツネコとツン太のイラストは、ラッキーな来場者が特別価格で手にするのである♪
いよいよサイン会の開始! 始まると同時にあっという間に行列が!
お一人お一人、丁寧にお名前を聞いて、ツネコのイラストを入れてポストカードにサインするキリコさん。彼女を支えるアシスタントのIさんも日本からお手伝いに来られ、イギリスでの人気ぶりをチェック ^^
ファンの皆さんとの交流が行われるなか、あれよあれよと大好評のうちにサイン会は終了。日本だとこんな機会はなかなかないと思うので、イラスト入りサインをもらえた方はラッキー! シニカルの英語版は日本の学校カルチャーw というか日本の子どものシュールな日常を知ってもらうよき材料かも ^^ キリコ作品のシンプルなラインはヨーロッパ人好み。日本のマンガ文化に興味のある人にプレゼントしてみるととっても喜ばれそう☆
さて、サイン会の合間、何気に同展示ブース内を見回すと、こ、こんなところにサイコガンが無造作に置かれているっ!?
おもわず左手に装着し記念写真を撮ってもらったことは言うまでもないw
なぜここにサイコガンがあるのか。それはクリーク・アンド・リバー社の海外向け契約アーティストの中に、コブラの寺沢武一氏もいらっしゃるからなのだ。コブラ・ファンとしてはぜひともどんどんプロモートしていただきたいなと思う。コブラのハリウッド版は制作は決まっているらしいのだが、その後音沙汰ないのでスタッフの方に聞いてみると、やっぱりコブラ役を探すのが難航しているらしい。個人的には10年くらい前のブラピがいちばんぴったりくるんじゃないかと思っているが、今はちょっと歳とっちゃってるしね。サイモン・ベイカーも歳いっちゃったしね。誰かいないもんかね。
漫画家さんだけでなく、小説家さんもプロモート! あの京極先生がこんな妖怪リトグラフを作っていらっしゃるとは知らなかった〜
O2開催のハイパー・ジャパンに来たのは初めてだったけど、土曜日は2部入れ替え制で30分〜1時間ほどお客さんのいないブランク時間があったのは出展者にしてみれば大きなロスだったんじゃないかな。まぁ、イベントそのものはいつも通り、みなさん楽しまれていたようだし日本のサブカル・コンテンツを発信する試みとして今後もますますの発展をお祈りしたいイベントなのである。