Bellanger ベランジェ
数日前に冬至を迎え、またこれから少しずつですが、日が長くなっていきます。
夏至からこちら、毎日弱まっていた光が、冬至を境にまた強まっていくことから、クリスマスは光の復活を祝う意味合いもあります。12月25日がイエス・キリストの生まれた日として定められたのは、彼が光の御子であり、冬至と切っても切り離せない関係にあるからです。1年で最も寒い季節でありながら、クリスマスがキラキラと輝いているのは、そういう事実を映しているのかもしれません。
イエスは光であり、太陽にもなぞらえられていたので、キリスト教以前の異教とのつながりで言うと、アポロ神の延長線上にいる存在なのでしょう。イエスと太陽信仰とのつながりを見てみると、意外と面白い事実が浮かび上がってくるのかもしれません。
さて、私は春からガムシャラに疾走してきて、ようやく本日、クリスマス・イブを迎えてホッと一息ついたところです^^ せっかくなので久しぶりにきちんとした食事をしたいと思い、イズリントンのフレンチ・レストラン、Bellanger / ベランジェにやってきました。
ベランジェはセント・ジェームズにある人気レストラン、The Wolseleyと同系列のグランド・カフェ。Cobin & Kingという会社が運営しているのですが、このヨーロッパ調のクラシックでレトロ・ゴージャスな雰囲気が、彼らのレストラン全てに共通する持ち味。どのレストランでも上質の食事と素敵なサービスを受けられるので、祝祭シーズンにはついつい足が向いてしまうのです^^
前菜としてロックフォールとクルミのサラダをシェアし、主菜としてチキン・シュニッツェルとブルゴーニュ風のビーフ・シチュー(ブフ・ブルギニョン)をオーダー♪ 副菜は魅力的なものが揃っていたので、考えに考えた末、ラタトゥイユとバターナッツ・スクアッシュ&セージを選びました。そして、これら全てが完璧なハーモニーを奏でることになったのであります。久しぶりにコースでいただいた外食! 本当に美味しく、心も胃袋も満たされました♡
薄く叩いたチキンなどを揚げ焼きにするシュニッツェルは、イタリアやドイツ、オーストリアなどヨーロッパの料理だと思われがちですが、実はイエスの故郷、イスラエルでも大変人気があるそうです。豚肉を食べないユダヤの人々は、七面鳥か鶏肉で作るのだそうですが、思わぬところでイエスとのつながりを発見してクリスマス気分に拍車がかかりました^^
デザートには自家製マドレーヌとトリュフ・チョコを。この大陸的なスイーツとコーヒーの組み合わせは最強で・・・ベランジェのものは上品でいくらでも食べられそう。
マドレーヌはほんのり温かく、周辺がパリッとした本格派。バターも甘さも控えめで、3つくらいはペロリといけそうでした。思わずコーヒーにダンキングしてしまいましたが・・・^^;
今年のクリスマスは集会人数に規制もなく、無事に家族が再会することができているようです。昨年のロスを取り戻そうとするかのように、愛を確かめ合うクリスマスになるのではないでしょうか^^
明日はいよいよクリスマス当日。
贈り物の箱を開けて喜び合い、クリスマスのごちそうをいただき、一年の心労をねぎらい、ゆっくりと語らい合う平和な1日にしたいものですね。たくさんの愛が、世界のすみずみまで、あまねく浸透していきますように。
🎄 Merry Christmas! 🎄 良いクリスマスをお過ごしください♡
2件のコメント
LONDON LOVEさま
ベランジェ良かったですー!
特にビーフシチューはオススメ!
25日も外食して、今年は何もせずじまい。
去年は料理しまくったので、これはこれでいいかな^^;
今日から仕事復帰ですが、頑張ります。
良いお年をお迎えくださいね〜!♡
ベランジェ、素敵なレストランですね。
The Wolseley のような雰囲気で、クリスマス飾りもシックで
落ち着いた感じですね。
お料理、美味しそうです!
ビーフシチュ、食べてみたいです。
日本のビーフシチューは、お肉とソースの茶色だけが
多いですが、カラフルですね!
バターナッツは日本ではほとんど見ないので、
とっても気になっていました♬
春から超ご多忙だったご様子。。。
大変お疲れさまでした。
よいお年をお迎えください(#^.^#)