英国流テーブルスケープとおもてなし。Marchのオンライン講座始まるよ!

0


今年のイースターは、テーブル&インテリア・コーディネーターであり、おもてなし教室も主催している友人、Marchこと佐藤昌子さんのお宅にランチに行ってきました。ここではマーチさんとお呼びしますね^^

マーチさんとは旧知の仲。うんと昔からのお友達で、マーチさん宅にはこれまで何度も何度も何度も(笑)お邪魔し、すっかりご馳走になっている私です。でもあまりSNSなどでご報告してこなかったんですよね。なぜか。でも今回、久しぶりにマーチさん宅でイースターのおもてなしを受けて、「もう絶対ご紹介しなくては!」と心がふるっとなってしまった次第なのです。

マーチさんとは、彼女がテーブル&インテリア・コーディネーターとして活躍されるようになる前からの友人です。その頃から「インテリア大好き」オーラがすごくて^^  仕事になるといいのにねと共通の友人たちと話していたら、あっという間に仕事になってました(笑)。さすが「好き」のパワーはすごい! 好きなことを突き詰めていくと、必ず道が拓けていくのですね♡

あれよあれよと言う間に屋号を決めて、ビジネスを立ち上げられました。

マーチさんのブランド名は「アトリエ・キュリオス・マーチ」。Webサイトはこちら♪
↓ ↓ ↓
https://curiousmarch.wixsite.com/march

イースター・ホリデーのある1日、マーチさんのオタクに行くと、こんなテーブルを用意して待っていてくれました♡

胸にズキュンときますでしょ?

キュリオス!!

キュリオス・マーチ」って、絶妙な名前だと思います。マーチさんのお宅に行くと、いつもインテリアからたくさんのインスピレーションをもらい、好奇心を刺激されます。テーマは「」。鹿が歩み、カラフルで個性ある鳥たちがあちこちに止まっていて、ウサギがぴょんぴょん跳ねているんです^^  その一つひとつのアイテムにマーチさんの思いや「好き」が詰まっていて、マーチ・ワールドを形作っている。私はマーチ・ワールドの大ファン!

イースター・テーブルのテーマは、春。春の森でしょうか♡

カラースキームはもちろん、ピンクとグリーン。そして、私が大好きなカラーの組み合わせも、実はピンクとグリーンなんです。ちなみにマーチさんも私も春生まれで、同じ誕生日! そんなご縁もあり、この春爛漫なイースター・テーブルには心底惚れました。

いただいたランチも、大変美味しく美しかった。さりげなく、しかしテーマに沿った気遣いが随所に感じられる春のコース。心から優雅な気持ちで堪能させていただきました♪

マーチさん宅で私の好きな一画。壁にはレディー・ミルキーの肖像画が。

ハッピーバニーもたくさん♪

春らしいフェンネルとスモークサーモンのサラダ。ここにもピンクとグリーンのバリエーション♪

ウサギちゃんと一緒に。春色の豆のスープもいただきました!

メインは若鶏とスプリング・グリーン。モロッコ風のひよこ豆とチョリソーも美味しい♪

マーチさんは口癖のように、いつもこう言います。「私は料理よりもインテリアが好き。テーブルコーディネートをするために、料理を仕方なく作っているのよね」。でも、ここではっきり書いておきますね。マーチさんの料理は美味しい! とても^^  味のセンスが良いです。技術もしっかりされているし、何より心がこもっている。今回、改めてそう感じました。

今回、このご紹介記事を書くにあたってキュリオス・マーチのウェブサイトをじっくり拝見し、恥ずかしながら「テーブルスケープ」と言う言葉を初めて知りました。テーブル上の景観をデザインすると言うことのようです。

キュリオス・マーチが手がけているのは、まさしくテーブルスケープです。「コーディネート」という言葉だけでは、ちょっともったいない。テーブルの上に、ホストが独自世界を構築していくイメージ。思い切り自由に羽ばたくのですが、そこにはちゃんとルールもある。人が座って食べたり飲んだりする場だから、エンターテインメントでありながらも、それを過度に邪魔するものであってはならない。ギリギリのところで、作り手が想像力を飛翔させる。なんて楽しそうなのでしょう。ゲストの驚く顔を思い浮かべながら、はりきってデザインしちゃう。これぞおもてなしの醍醐味ですね。

このテーブルを作り上げるには、確実に「プロップ」が必要です。テーブルウェアですね。あ、もちろんテーブルウェアでないものも、テーブルの上にのっちゃいます^^  そこもテーブルスケープ・デザイナーのセンスが問われるところです。そのためマーチさんはアンティークやヴィンテージ・ハンティングが日課になっているのだとか。新しいテーブルウェアとヴィンテージを組み合わせると、実に味わい深いコーディネートになって・・・新旧のミックスマッチも、英国流だと言えそうです^^

ここにもバニー^^ ジュビリーのロイヤル・ファミリーと一緒に♪

さて! この日私の心をいちばん捉えたのが、デザートでした。

英国でイースターにいただくことが習わしとなっている「シムネル・ケーキ」を、手作りしてくださっていたのです。すごい〜マーチさん♡

11個のマジパン・ボールはイエスの11人の弟子を表しています

イースターエッグも横にちょこんと♡

フォートナム&メイソンのイースター・ティーを淹れてくださった! 香り高い。

うっとり。

シムネル・ケーキのお味ですか? これまで市販のシムネル・ケーキはいくつも食べてきましたが、自家製は初めてで、こんなに美味しいものだとは思わなかった!と言うくらい、美味しかったです。レシピは当サイトで「イギリスおかし百科」を執筆いただいている安田真理子さんのものだとか。ご縁ですね〜♪

マーチさん、素晴らしいおもてなしをありがとうございました♡

さて、パンデミック以降、マーチさんが力を入れていらっしゃるのが、世界中どこからでも、ご自宅から受講できるオンライン講座。4月20日から新規コースがスタートするそうなので、ご紹介しますね。もちろん単発での受講も可能です!

 

 

★アトリエ・キュリオス・マーチ★
https://curiousmarch.wixsite.com/march

★講師:March 佐藤昌子プロフィール★
https://curiousmarch.wixsite.com/march/about
インスタグラム:@curiousmarch

★4月〜6月の新規コースの詳細★
https://curiousmarch.wixsite.com/march/news

「日々の暮らしを美しく」がテーマ。インテリア・コーディネート、テーブル・コーディネート、お料理の盛付術、ホームパーティーのオーガナイズなどを総合的に学んでいくオンライン講座。基礎クラスと、中級クラスの開講です!

その他のイベントのお知らせはこちらで! 
4月21日(金)にもイベントがあるようですよ。
https://curiousmarch.wixsite.com/march/event

キュリオス・マーチの本領は、個人的にはダーク・テイストにあると思っています。今回は春がテーマだったので明るくまとまっていますが、彼女のデザイン傾向を英語で表現すると「Quirky」だろうなと思います。

ミステリアスで、ちょっぴり幻想的。そしてたっぷりの遊び心。キュリオス・マーチの講座で学ぶと、きっと個性あるホームパーティーを楽しめるようになると思います。 簡単に、ホストを楽しみながら、ゲストにも楽しんでいただく。ささっと素敵なホームパーティーができるような達人になれると良いですね。

季節のイベントやバースデー、記念日など、折に触れてゲストを迎えるホームパーティーこそ、英国流おもてなしの真髄です^^

Share.

About Author

アバター画像

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども。英国の外食文化について造詣が深く、企業アドバイザーも請け負う。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

ウェブサイト

Leave A Reply

CAPTCHA