大切なあの人に会う師走。ロンドンの忘年会は、こうでなくちゃ!

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65a  シックスティーファイブ・エイ

クリスマス・ムードもたけなわ。ロンドンは毎日入れ替わりで雨が降ったり、青空が広がったりと、空模様もくるくると忙しい師走です。皆様、いかがお過ごしでしょうか^^

今年もあっという間でしたね! 一年で最後の月は、人と会ったり買い物に出かけたりと所要が増えるもの。今日ご紹介したいのは、ショッピングと忘年会の両方で使える、とっても使い勝手のいいカジュアルなフレンチ・ブラッセリー。なんてったって、最先端ショッピングを楽しめるスピタルフィールズ・マーケットの中にあるのですから♡

外のマーケット屋台で食べるのも楽しいけれど、こんな季節、買い物で疲れた時はゆったりと大人のバーに座り、グラスワインでホッとしたいと思いませんか?(私はそんな大人派w)

この秋にオープンしたばかりのフレンチ・ブラッセリー「65a」は、高い天井やアーチ型の窓にそこはかとない洗練と温かさを感じるカジュアルなレストラン・バー。寒風に晒されながら屋台フードにパクつきたくないというあなたにとっての救世主です。スピタルフィールズのアイコンでもあるクライスト教会を仰ぐBrushfield Street沿いにあるので、すぐに見つかるはず。(65aが番地だとわかるあなたは、真のロンドナー!^^)

大人のほっこり空間♪

マーケットを眺める特等席。

バーで飲むのもいいですよね。

ここは古典的なフレンチに、アイルランドの魂を吹き込んだ個性あふれる組み合わせを楽しめる場所。フランス料理で名をはせるアイルランド人女性、モーラ・バクスターさんがエグゼクティブ・シェフとして指揮を執っています。

彼女のスタイルは、今のロンドンの食シーンとは真反対! フュージョン的な要素を削ぎ落とし、古典フレンチに真っ向から向き合ってストレートフォワードな洗練をお届け。それはまさに、フランスの人々が日常の中で食べてきた外食のあり方、つまり極上のフレンチ・ブラッセリーなのです^^

まずおすすめは、オニオン・グラタン・スープ! これは外せません。ランチ・タイムや軽食なら、この一杯のスープをいただくためだけに立ち寄ってもいいと思えるほどの出会い♡ 皆さんはロンドンのどのフレンチのオニオン・グラタン・スープを、もう一度いただきたいと思っていますか? 私は、この65aのものです。

ぽかぽか、ハフハフ。

ものすごく久しぶりにいただいたのですが、オニオンの甘み、あっさり目なのにコクのある飴色のスープ、パンとグリュエール・チーズの量に到るまで、完璧。上質の素材と熟練の技を感じ、目を細める瞬間が何度か。もう一度、ハフハフ言いながら食べたい。

同じくフレンチ前菜の古典、鴨リバーのパルフェはあくまで口当たり軽く、スッと雪のように胃の腑に落ちてしまう滑らかなお味。とにかく繊細なのですよね。

鴨レバーのパルフェ。シンプルな佇まいがいい。

メインにはせっかくなので、お店の看板商品でもある天然ロブスターのグリルを。新鮮な身はプリプリと歯ごたえ良く、噛むと甘みが広がります。本物の味を堪能でき、大正解! 確かなグリル技術を証明する一品でした。半身ならリーズナブルですし、しかも食べ応えもあり。この季節ならダイエット中のメイン料理としても最高です^^

爪まで身がしっかり詰まってました。

もう一つのメイン料理、平飼いチキンの半身ロティサリー・グリルは、陳腐な表現ですが、ジューシーで柔らか〜♡ ハーフで十分な量があり、大食の方でも満足できること間違いなし。もちろん人数が多いグループならホールでぜひ! この季節にふさわしいご馳走となることでしょう。

その他、アイルランド産の牡蠣や、カフェ・ド・パリのバターを添えたフィレ・ステーキなどが自慢のようですね。いやー、ここは何を選んでも丁寧に調理された古典フレンチをいただけるはず♪

さて、デザートも忘れてはなりません。私たちは小麦粉の入らない濃厚ガトー・ショコラと、温かいクッキーのデザートをいただきました。

ガトー・ショコラは鉄板! 自家製クッキーも美味しかったのですが、添えられたトッフィー・ソースが甘いので日本人には要らないかも。アイスクリームで十分です。でもでもきっと、ヨーロッパの人たちは嬉々としてこのあまーいソースにクッキーをディップして口に運ぶのでしょう。クリスマスですもの、許される甘さ♡ ^^;

クリスマス・メニューは3コースに副菜も添えられ、55ポンド。七面鳥や鴨肉など、期待通りの上質フレンチが待ってます。平日のお昼は12ポンドから選べるエクスプレス・ランチもあって超お得。日曜日はもちろん、サンデーローストを!

テラス席も大人気!

ちなみにオーナーさんもアイルランド・ルーツの事業家さん。彼らのホスピタリティは温かく、情熱的なことでも知られていますよね。クール・フレンチに、アイルランドのパッション。これが65aのキーワードなのかも。

皆さんのクリスマス・ショッピングは順調に進んでますか? スピタルフィールズ・マーケットは独立系のブランドが勢ぞろいし、一点物のアイテムを入手できるとにかく楽しい買い物スポットです。発見の連続!

大混雑するマーケットで熱気を楽しんだら、今年はちゃんと腰をおろし、大人のランチやディナーがおすすめですよ。バー・スツールに座って、 ゆったりとした師走の食事はいかが?

65A Brushfield Street, London E1 6AA

店名65a
最寄り駅Liverpool Street / Shoreditch High Street
住所65A Brushfield Street, London E1 6AA
電話番号020 7846 6548
営業時間火〜金 12:00 – 00:00 土 11:00 – 00:00 日 11:00 – 20:00
URLhttps://www.65arestaurant.com
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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン / Absolute London」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、脱プラスチック、自然療法への意識喚起活動を行うなど、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中。Instagram: @ekumayu

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