妥協しない深夜コーヒーとスナック

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Clerkenwell Grind    クラーケンウェル・グラインド

破竹の勢いでブランチを増やすコーヒーハウス兼カクテル・バー「Grind & Co」の最新クラーケンウェル店がつい1ヵ月ほど前にオープンしました。

ほぼ同じ時期に同エリアのExmouth Marketにもブランチをオープン。メルボルンの本格コーヒーと独自カクテルをひっさげ、レトロな映画館を思わせるヒップな店構えでまたたくまにショーディッチに溶け込んだ一号店の登場が2011年であることを考えると、今やロンドン市内に8軒のブランチを構えるGrindはとにかく元気があるとしか言いようがありません。

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私自身はいくつかの支店をカフェとしてしか利用したことしかないのですが、同じレベルでアルコールにも力を入れているため、インテリアはカフェというよりもバーの趣きが強いようです。しかしそのおかげで、夜10時前になるとエスプレッソ・マシンを洗浄してしまうパブやバーが多いなか、深夜過ぎまで美味しいコーヒーやお茶を飲める店として重宝しています ^^

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このクラーケンウェル店は、ちょうどOld StreetとGoswell Roadとの交差点という好立地で、なぜかファスト・フード・チェーンやコーヒーのグローバル・チェーンがひしめく同エリアの救世主に。かつて倉庫として利用されていた大きなビルディングの1階で、とてもロンドンらしいマニッシュな佇まいを楽しむことができます。

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エッグ・タルトを別の日に食べたけど美味しかったよ

エッグ・タルトを別の日に食べたけどふつうに美味しかったす

昨年はついに自家焙煎所をショーディッチにオープンし、バリスタたちの養成所も併設。アルチザン・コーヒー文化を継続していく後進たちの育成に余念がありません。さらに近年は食事にも力を入れていて、ロンドン・ブリッジにある支店はいつも食事をする人で激混みなので今度はぜひ軽食も試してみたいと思います。

若い2人のオーナーさんは音楽ラヴァーで、ショーディッチ店の上に録音スタジオを設けているほか、クラブのTape LondonとのパートナーシップでSohoでも音楽スタジオを運営しています。音楽ヴァイブとグッド・コーヒー&カクテル。申し分ない組み合わせですよね ^^

入り口入って左手の部屋がドリンク・バー、右手にレストランがある。上の写真はレストラン・サイド。

入り口入って左手の部屋がドリンク・バー、右手にレストランがある。上の写真はレストラン・サイド。

2-4 Old Street, London EC1V 9AA

店名Clerkenwell Grind
最寄り駅Barbican / Old Street
住所2-4 Old Street, London EC1V 9AA
電話番号020 3019 7177
営業時間月〜水 7:00 – 23:00 木・金 7:00 – 2:00 土 8:00 – 2:00 日 9:00 – 19:00
URLhttp://grind.co.uk/clerkenwellgrind/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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