テクノロジーを捨てて紙に帰ろう

0

th_Paperback_banner


Paperback Coffee & Tea  ペーパーバック・コーヒー・アンド・ティー(閉業)

ちょっとした用事で訪れたSouth Ealingで見つけた、驚くべきハイクオリティなコーヒーショップ。おそらくスマートフォン文化にアンチを唱えるオーナーさんが、読書とカフェ文化というクラシックな組み合わせを復活させようとのコンセプトで立ち上げたのでしょう。店頭で古本を販売しているほか、カウンター周りも紙のチラシや雑誌のページで埋め尽くされ、レトロな内装とあいまって上質独立カフェの風情を醸していました。

th_Paperback_1

th_Paperback_2

お腹もさしてすいていなかったにもかかわらず、抵抗できなかったのが大変食欲をそそる風貌のパンやケーキ☆ サンドイッチも惣菜パンも野菜を利用しているものが多く、興味深いフィリングやトッピングの組み合わせが多いのに加えて、焼き菓子類もズッキーニやビートルートなど、野菜を入れたケーキがこの日は目立ちました。

アーティチョークとトマトとチーズのペイストリー。なんてユニークな組み合わせでしょう♪

アーティチョークとトマトとチーズのペイストリー。なんてユニークな組み合わせでしょう♪  サワードウのパンも売ってます!

フムスとファラフェルのバーガーも、見た目に超そそられます。スコーンも美味しそう♡

フムスとファラフェルのバーガーも、見た目に超そそられます。スコーンも美味しそう♡

ズッキーニとデーツ&ウォルナッツのケーキをいただきましたが・・・見た目よりもしっとりしていて、甘さもちょうどよく、全体のハーモニーが際立つ秀作♪  友人が注文したビートルートとチョコレートのケーキも大人の甘さで美味。ケーキ類はハズレなしとみました♪ サワードウブレッドと見られるアルチザンな見た目のパンも販売しているのですが、どれもこれも、奥のキッチンで手作りしているようです。

食べるつもりのなかったこの日のおやつ。嗚呼美味しかったです♡

食べるつもりのなかったこの日のおやつ。嗚呼美味しかった♡ マグ入りコーヒーとの相性も抜群!

外席に座っているのはスタッフの方です ^^;

外席でのんびりリラックスされているのはスタッフの方です ^^;

コーヒー豆は小規模焙煎所から試しでいろいろと仕入れているみたいです。この日いただいたのは、濃さもちょうどよい薫り高いコーヒーでした♪ またカウンター奥の棚には各種ティー類もズラリと並んでいるので、お茶好きな方でも満足できそう。

というわけで短いレビューですが ^^;   サウス・イーリングにお越しの際は、ぜひ試していただきたい街のトップ・コーヒーショップです!

153 South Ealing Road, London W5 5RG

店名Paperback Coffee & Tea
最寄り駅South Ealing
住所153 South Ealing Road, London W5 5RG
電話番号020 8692 6149
営業時間毎日 8:00 – 17:00
URLhttps://ja-jp.facebook.com/paperbackcoffee/
Share.

About Author

アバター画像

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

ウェブサイト

Leave A Reply

CAPTCHA