Barbie Green バービー・グリーン
シティ地区にあるバービカン周辺は1960年代から70年代にかけて再開発が進み、中心ロケーションであるにもかかわらず多くの人が暮らす居住区として知られています。 そのアイコン的な存在でもあるバービカン・エステートと言われるフラット群は、もともとシティに通勤する人々のために開発されたもの。今ではその独特の建築デザインが賞賛されるロンドナーたち憧れの物件です。
このバービカン・エステートの南側を走るLondon Wallという幹線道路沿いに、素敵なカフェ・バー、Barbie Greenが2019年末に誕生しています!
このカフェ・バーの最大の特徴は・・・ロンドン・ウォールと呼ばれるローマ時代の古代遺跡に隣接していること。ロンドン・ウォールはその昔、ローマ人たちが作った防御壁で、今はシティの近代的なビルの合間に見え隠れする2000年前の記憶を持つ古代の遺跡なのです。
オーストラリアの海風のような爽やかさが身上のBarbie Greenは、この広々とした遺跡保存地区の中で、崩れかけた古代の廃墟、モダンな都市計画の中で生まれたビル群やビル同士をつなぐ無機質な陸橋などとの対照の中で、とっても不思議な空気を醸し出しています。
Barbie Greenはオーストラリアのカルチャーを発信するカフェで、 メルボルン出身のプルー・フリーマンさんが2012年に創業したDaisy Greenが始まり。今ではロンドン市内の10ロケーション以上で、トロピカルなインテリアの明るい「Green」流ライフスタイルを提案し続けています。
このカフェの自慢といえば、熱々のローマ風クリスピー・ピザ、Daisy Greenが得意とするオージー・ブランチ、そしてメルボルン名物のラミントンです^^ ラミントンはいつ来ても何種類ものバラエティを取り揃えているので驚きます。トッフィー味を勧められたのですが甘さがわからなかったので^^; オリジナルのラミントンにしてみました!
他店でもラミントンはいただいたことがありますが、Barbie Greenのものはスポンジが軽い! 本場オーストラリアで食べたことがないので比較はできないですが、オーナーさんがメルボルンのご出身だけに、きっと本場のものに近いのだと思います^^
ロックダウンでお店がどこも閉まっていた時、ここは持ち帰りに対応していたんですよね。散策でこの辺りに来たときに発見し、以来、再訪を重ねています。いわば、ロックダウン時の発見、私にとってはロックダウンの賜物 ^^ ふだん、ムーアゲート駅に来てもこちら側にはなかなか足を伸ばさないので、嬉しい驚きでした。
日が暮れると、また違う趣に・・・
Barbie Greenをご紹介した動画も配信しました。周囲の様子をよくご覧いただけるので、ぜひこちらもご覧ください! この辺りの散策もオススメです。
2件のコメント
Kirikoさん、コメントありがとうございます!!
日本から来られた人はすごく喜ばれるかも^^
いやー、本当に早く行き来ができるようになって欲しいです・・・・
素敵なロケーション。誰か日本から来たら是非連れて行きたいです。早く簡単に行き来ができるようになりますように。