ボブ・ディランも演奏した伝説のコーヒーハウス

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Troubadour トルバドゥール

1954年創業(!)。2014年で60周年を迎えるトルバドゥールは、古いコーヒーポットやバンジョーなどの楽器が壁に天井に処狭しと飾られ、年季の入りまくったインテリアが往年の魅力を伝えるボヘミアン・カフェ。

居心地いいダイニング。奥には小さなガーデンも♪

居心地いいダイニング。奥には小さなガーデンも♪

「吟遊詩人」という名の店名にちなんでか、1962年末にボブ・ディランが初渡英した際、地下にあるクラブでロンドン初のギグを行った場所として知られているほか、60年代から70年代にかけてジミ・ヘンドリックス、ジョニー・ミッチェル、ポール・サイモン、ニック・ドレイクなどなど、伝説のミュージシャンたちが演奏した歴史あるヴェニューとして有名です。最近ではアデールやエド・シーランといった若手スター、ロニー・ウッドやミック・タイラーなど往年のスターのお忍びギグなどが行われるなど、今も夜な夜な伝説が創り上げられています☆ ふだんもフォークを中心にソウル、ブルース、ポエトリー・リーディングなど実力派アーティストによる素晴らしいライブが行われているので要チェック!

このインテリアは一見の価値あり!

このインテリアは一見の価値あり!

50年代から80年代を通して文化人たちのサロンとして機能してきたことでヒッピーな魅力を漂わせていますが、近年はウワサを聞きつけた旅行者も訪れる名物カフェに成長。1階のカフェ・スペースではそんな歴史に思いを馳せつつ、数ある軽食やケーキを楽しんでみてください。

イングリッシュ・ブレックファストは名物のひとつ

イングリッシュ・ブレックファストは名物のひとつ

名物はボリュームたっぷりのイングリッシュ・ブレックファスト。正午から午後4時まで供されるサラダ・ブッフェは、9.50ポンドの大皿を選択すればコーヒーか紅茶が無料で付いてくるお得なセットになっています。持ち帰りも可。

サラダ・ブッフェは、小皿と大皿を選べる

サラダ・ブッフェは、小皿と大皿を選べる

お腹がすいてる人は大皿大盛りで!

お腹がすいてる人は大皿大盛りで!

フィッシュ&チップスなどのイギリス料理と、コック・オ・ヴァンや牛骨付きステーキなどの伝統的なフランス料理が仲良く肩を並べるメイン・ディッシュにもファン多し。コーヒー、ティー、スムージー、ノンアルコール・ドリンク類のメニューも豊富、ケーキも自家製の素朴なものを楽しめます。

イギリスのフォークロア的なデコレーション

イギリスのフォークロア的なデコレーション

夜はワインを酌み交わしつつ伝説のカフェを味わい尽くすのも乙なもの。あまりコレといったカフェがないアールズ・コート界隈で燦然と輝くトルバドゥール、旅の思い出作りにもぴったり♪

赤いテーブル&チェアが目印

赤いテーブル&チェアが目印

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263-267 Old Brompton Road, London SW5 9JA

店名Troubadour
最寄り駅West Brompton / Earl's Court
住所263-267 Old Brompton Road, London SW5 9JA
電話番号020 7370 1434
営業時間毎日 9:00 - 00:00
URLhttps://troubadour.co.uk/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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