洗練の高級懐石ならここで

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Umu   

セレブ御用達日本料理レストランと言えばここ。メイフェアはバークレー・スクエアからちょっと入ったところにあるUmuは、正面の佇まいからしてスっとしたミニマリスト。「隠れ家」という言葉はこの店のためにあるのだと思え、ただ者ではない雰囲気に圧倒されます。

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レストラン自体は2004年のオープンですが、その3年後くらいから京都の吉兆で修業され、スイスやニューヨークで日本大使の公邸料理人として腕を鳴らした石井義典総料理長が厨房を切り盛りされています。彼の監修の下、芸術品のような和食が日々生み出されているのです。

左上からロブスター、

左上から時計回りにロブスター・サラダ、マグロのタルタル(汗)、長野のお酒、そして春野菜のサラダ

ここは京懐石の店。懐石ディナーや寿司懐石ディナーは155ポンドのセットがあるのですが、とりあえずアラカルトで食べたいものを注文することにして本日のおすすめから春野菜のグリルとマグロのタルタルを選んでみます。野菜には粉末醤油がふりかけられていたり、タルタルはナッツその他、味だけでなく食感がバラエティに富んでいてバランスも素晴らしかったです♪

この後、ほどよく火を通したホール・ロブスター・サラダ、香り高い本物の山椒が振りかけられた鰻蒲焼きに進みます。この蒲焼きは関西風で生からじっくり焼いたタイプ。長野産の日本酒とよく合います ^^

うなぎ蒲焼きとお寿司アラカルト

うなぎ蒲焼きとお寿司アラカルト

こうやって食事をしている間にも、他のテーブルやカウンターを見渡すと、何やら知ったような顔がちらほら・・・ここは極めつけのセレブ・スポット。日々いろいろな方が出入りしているようですよ。

もちろん締めはお寿司で♪ アラカルトで食べたいものをオーダーし、ホタテ、サバ、甘えび、中トロ、茄子など、大満足の極上寿司をほおばります。そして、赤出しに唸る!

プチフールも美しいです

プチフールも美しいです

デザートには茶ラミス(Charamisu)、春の庭に見立てたフルーツと日本酒のムースを。全体的にウワサに違わない素晴らしいお味なのですが(もちろん致し方ないウェスタナイズはあります)、やはりお財布と相談したいお店ですね ^^  ちなみにお値段のガイドラインとしては・・・梅酒がロックで一杯20ポンド程度と、すべてに超高級ポリシーが貫かれています。何かを気張ってお祝いしたい方、美味しければお金は関係ないワという方、こちらでセレブレーションをされてみては。ランチは50ポンドくらいのリーズナブルなセットがあったと記憶しています。

14-16 Bruton Place, London W1J6LX

店名Umu
最寄り駅Bond Street / Green Park
住所14-16 Bruton Place, London W1J6LX
電話番号0207499 8881
営業時間月〜金 12:00 – 14:30 / 18:00 – 23:00 土 18:00 – 23:00
URLhttps://www.facebook.com/UmuLondon/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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