天才建築家にあやかる

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The Thomas Cubit   トーマス・キュービット

ヴィクトリア駅とスローン・スクエア駅の間に広がるベルグレイビアは、今でこそ瀟洒なリージェンシー・スタイルの建物が並ぶ超高級エリアですが、19世紀初頭までは治安的にもあまり評判のよろしくない、なんてことはない区域だったそうです。その開発を指揮し、現在の姿を作った立役者が、大規模な都市開発に類い稀な才能を発揮した建築家のトーマス・キュービットでした。その彼の名にあやかったガストロパブ&ブラッセリーがこちら。可愛らしい店が並ぶハイストリート、Elizabeth Streetの中心でいつも賑わっている大人気の店です。

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2010年に一度、モダン仕様にアップグレードされてからは、さらに人気に拍車が。イギリス人が大好きな戸外スペースが上手に確保されているため、いつ来ても大勢のローカルたちがカジュアルな姿でくつろいでいるのを見ることができます。料理のプレゼンテーションも、さまざまな点において上質仕様なのですが、お味のほうはまぁ、見た目ほどハンサムという感じでもないのですが、スタンダードは十分にクリアしていますのでご安心を。もちろん充実のワインリストにも注目!

チップスはなかなか美味しいのです♡

チップスはなかなか美味しいのです♡

席に座ってワインを傾ける。それだけでソツなくいい気分にさせてくれる、そんな高揚感のある店には違いありません ^^ 2階にはゴージャスなプライベート・ダイニング・ルームがあるので、特別な日の集まりにどうぞ。

644 Elizabeth Street, London SW1W 9PA

店名The Thomas Cubit
最寄り駅Victoria / Sloane Square
住所644 Elizabeth Street, London SW1W 9PA
電話番号020 7730 6060
営業時間月~土 12:00 - 23:00 日 10:00 - 22:30
URLhttp://thethomascubitt.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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