Vermuteria ヴェルムテリア
昨日は「ロンドンどん」のゆいちゃんにお招きいただき、「ロンドンで今いちばん熱いエリア」について語ってみました^^ その際「屋外飲食スペース」のおすすめとして挙げさせていただいたのが、キングス・クロスのCoal Drops Yard です。
昨日の動画を見逃した方はこちらで!
https://www.youtube.com/watch?v=JSPAR8l_-h8
Coal Drops Yard には様々な形態の屋外スペースがあるので、「予約してない! 予約取れない!」とパニックっていらっしゃるあなたは、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか(目下ロンドンでは屋外飲食スペースは争奪戦となっています!)。
かく言う私が4月12日の屋外飲食解禁日に足を運んだのが、ちょうど一番奥のスペースに陣取っている居心地満点のVermuteria。スパイスやハーブで風味づけした白ワイン、ベルモット(Vermouth)をドリンクのテーマとして、ベルモットの製造国でもあるイタリアやフランス、スペインの食を取り入れたバー・レストランが、ヴェルムテリアなのです。
今週月曜日のロンドンの最高気温は11度くらいで、決して外飲みに適した気温ではありませんでした^^; が、このバー・レストランの外スペースには簡易な暖房器具が設置されてあり、さらに大判の毛布をほぼ各自に用意してくれていたので、寒いと感じることなく、安心して解禁日のお祝いをすることができました^^
軽いおつまみとしてチキンのローストとロースト野菜を頼んだのですが、これが大変ジューシーで完璧に美味しく、大満足。調べてみるとたたき上げロンドンの重鎮シェフであり、レストラン事業家としても成功しているアンソニー・デメトレさんが手がけていると言うではありませんか!
アンソニー・デメトレさんは、私も大好きだったメイフェアのミシュラン一つ星レストラン、ワイルド・ハニーを立ち上げた方であり(現在はセント・ジェームズのソフィテルに移動)、元々はゴードン・ラムジーさんやマルコ・ピエール・ホワイトさんといったロンドンの食通レストランの黎明期を築き上げたシェフたちの一人。彼のインタビューを読むと、2018年秋のヴェルムテリア立ち上げ時点で厨房にプロ設備はなく、オーブン1つと簡易コンロがあるだけの状態からメニューを作り上げたそうです。
すでに貫禄と見識を備えた外食産業の重鎮でもあるデメトレさんですが、私生活では熱心なサイクリストであり、その趣味が高じてサイクリスト・クラブのラファ・クラブで特別メニューを手がけることにも繋がったそうです。そのサイクリスト文化もこのヴェルムテリアの理念などに反映されているのだそう^^
コール・ドロップス・ヤードでは、メイン広場でいつも大人も子供も楽しめるエンターテインメント設備を設けています。現在はゴルフ・テーマの遊技場を設置! ヴェルムテリアに限らず、お休みの日にぶらっと出かけて、グルメやショッピングを存分に楽しめる場所としてもおすすめなのです。
2件のコメント
LONDON EYEさま
見てくださってありがとうございます!
これからの再開発地区、楽しみですよね>< Coal Drops Yardは、噴水のあるグラナリー・スクエアと繋がっている部分です^^ 今はその脇の広場にリテールをいっぱい入れて頑張ってます。
Londonどん#8、YouTubeでみました!
またご出演ください!
情報満載で、勉強になりました(^o^)丿
これからの開発地域も楽しみです。
Coal Dropsには、2年前位に行きました、
噴水が印象的でした。
その時よりも、今は、もっともっと素敵になっているのですねー。