部屋の中の観葉植物と言えば、わたくしはまずポトスを思い出します。小学校の時からお友達の家にはずっとポトスが階段に下げられています。ポトスはあまり条件のよくないところでもよく育ちますがそれにしても強い。新芽が伸びて途中で茎を切り落としても、新たな芽がまた生えてくるし、切った茎を水につけると根が生えてきてこれまた増殖します。人や動物が子孫を増やすのと同じなのかもしれませんが、水と光を充分に与えておけば永久に生き続けるのではないでしょうか。そもそもポトスは花をつけたり種を作ったりするのでしょうか? 調べてみましたら、ポトスは生産農家の方でも花を見るのは大変稀なんだそうです。これだけたやすく増えるのならば花など無用ですよね。
ポトスはサトイモ科ですが、おなじサトイモ科にモンステラという観葉植物があります。わたくしはこのイラストを描いている時には全く気がつかずにいたのですが、友人に「モンステラのハート」と言われてビックリ。サトイモ科の植物は強いことはもちろんですが、この形は人々を引きつけるのかもしれませんね。