寒さが厳しくなってきて、いよいよ冬本番ですね。
皆様いかがお過ごしですか。
こちらコッツウォルズ田舎の村では、先週末、なんと11月末なのに早くもに初雪が降りました! そんな土曜日は、ヴィレッジホールでクリスマス・クラフトフェアがあり私も夫と行ってきました。
地元の皆さんが手作りの編み物などのクラフトやアートを出店したり、ケーキやジャムなどを売る店を出して賑わっていましたよ。
そして夕方から夜にかけては、ホールから徒歩10分ほどの村の広場でクリスマスライトアップがありました。
これが小さな子供達に大人気なんです。というのもサンタが村にやって来るから!
イギリスではサンタクロースのことを「ファーザークリスマス」と呼びます。バギーを押したパパママ達とおチビさんたちが、夕方4時半にビレッジホールを出発します。
子供たちは太った赤いお決まりのコスチュームをまとったサンタさんの後に続いて、つぎに小学校でクリスマスツリーのライト点火。そしてさらに子供の足で10分ほど歩いて、村の中心にある広場、つまりパブの前まで練り歩く様子が可愛らしい。広場で待つ大人たちは、私も含めて、ほほえましく見守っていました。
今の季節、英国では4時過ぎには日没ですから、子供たちが到着した5時には真っ暗。幸い寒くても晴れた夜でしたので、そこでカウントダウンをワクワクして迎えます。
「10・9・8・7……1」と数えていき、広場と周辺のパブや並木のライトが一斉に点灯して、文字通り暗闇の中に明るい灯が灯ったのでした。
毎年この時期にはどんどん日が短くなり気持ちが沈みがちですが、ほっこり明るい光を眺めるだけで温かい気持ちになるものです。
今年のイベントはブラスバンドの演奏や聖歌隊によるクリスマスキャロル(クワイア)もあったほか、屋台もいくつか出て小さな村の広場がいっぱいになるほど。人々が寒さの中でも「ふーふー」言いながらホットドックを食べたり、英国の伝統的冬の暖かいカクテルであるムルドワイン(スパイスで甘く味をつけたホットワイン)などを楽しむ姿が見られました。
またこのあたりでは、りんごのお酒サイダーも有名ですので、同じようにスパイスで風味をつけた温かいサイダーも売られていました。お子さま向けにはマシュマロ入りのココアやジンジャーブレッドクッキー、チョコブラウニーの屋台もあって、冬のお祭りです。
コロナでイベント等が自粛されていた去年とは違い、こうして人の賑わいが戻ったのは嬉しい限り。
個人的感想ですが、こんなふだんの年なら「あたりまえ」なお祭りが戻ってきた様子に、今年は安心感を感じます。
コロナ変種のニュースなどもありますが、田舎なので日常では密になることもなく、コロナに関して、それほど身の危険を感じることもありません。自己責任でウィルスを拡散したりかからないように気をつけるしかないのかなと思います。
さて、翌日の日曜日はクリスマスの4週間前である第1アドベントサンデーでした。でも寒いけれどお日様が出て気持ちの良い朝です。我が家では、早速クリスマスツリーの品定めをしてきました。
車で10分ほどの街に毎年クリスマスツリーを売る、地元の農家が期間限定のお店を出すのです。こんなふうに種類や大きさ形も様々なツリーがたくさん並んでいます。
夫と2人で品定めをして、選んだものを包んでもらい車に乗せてお持ち帰り。午後に飾り付けをしてみました。すると夕方には雪が降ってきて、飾り付けが終わった頃にはホワイトクリスマスのような気分に〜♪
また、勢いで今年はリースも趣の違うものを3種類作ってみました。
さて今年もあと4週間、師走といえば先生も走る忙しない季節です。どうぞご自愛下さいませ。
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