映画「ブリジット・ジョーンズの日記」で、 コリン・ファース演じるマークが、トナカイ柄のセーターを着ていたのを見たブリジットが幻滅。というシーンがある。
そう、幻滅した理由はダサイ!とレッテルを貼られているセーターを着ていたから。
しかし、この手のセーターが、最近もてはやされてされている。
こちらは昨年、クリスマス時期に乗った際のLCCの客室乗務員。
クリスマス時期の昨今 、会社や友達とのパーティーに出かける人だろう、 この類のセーターを着ているのをよく見かける。
そして、スーパーマーケットのスタッフも、お客様サービスとばかりにこのようなセーターを着ている。
先日「このセーターが流行っているわね!」という話となった。
「流行っている。」
確かに。。。
しかし、カッコイイローバーを目指す私としては、なぜか素直に頷けなかった。なんでだろう・・・
そもそも“流行る”という定義とは、
「社会のある時点で、特定の表現形式、製品などがその社会へ浸透・普及していく過程にある状態を表す」
という意味では、確かに「流行っている!」現象があることは事実だ!
うーむ。
私の中では、流行っている。=なんかイイ。と思わせてくれる何かが欲しいようだ。
このセーターは、お祭りのコスチュームの一種で、通常の洋服というカテゴリーに入らない。と私は思う。
例えば、ハロウィンの時は、そのファッションやメイクはその日が過ぎたら終わり。
このセーターもクリスマスを過ぎて着ていたら、かなり恥ずかしいだろう。
このようなセーターを販売する1つのサイトを見つけた。
http://www.tipsyelves.co.uk
流行っているせいもあり、また値下げをしたせいか、すべての商品がsold outのようだ。
ある意味、すごい。。。
このサイトの名前のtipsyとは「酔っ払い」という意味合いがあり、 これはそもそもが、ギャグ、ウケ狙いという商品なのだ。
だから、もし誰かが「流行っているファッションだ!」と単純に思って、着ていたら、おそらく何処かで笑い者になってしまうだろう。
そう、そんな皮肉が含まれているのが、気になったのかもしれない。
なんだか少しわかってきたような気がする。。。
ということで、なんとかスーッとしてきた!
皆さま。
お好きなファッションで素敵なXマスをお迎えくださ〜い。