渋谷と吉祥寺を結ぶ京王井の頭線は、平均駅間距離が0.8kmと非常に短い沿線で有名でもあります。以前駒場東大前駅(渋谷から各停で2つ目)に住んでいました。周辺には東京大学駒場キャンパスや小・中・高校があり、たくさんの留学生が住む街です。電車に乗れば、30分圏内で表参道、銀座に自由が丘と、とても便利な場所でした。しかし残念なことにスーパーマーケットがありません。
ではどこまで買い出しに行くかと申しますと、音楽やアート、演劇、ライブハウス、古着など独自の価値観を持つディープな街、下北沢へです。でも私にとってのシモキタは、食料買い出しの街だったのであります。東口を出たところにあるオオゼキがお買い物場所でした。急いでいれば電車で3分。お散歩気分なら沿線沿いのお花を見ながら徒歩20分、自転車ならば10分です。ディープには程遠い、大根・人参・ほうれん草の街でした。
引っ越しをしてあれから7年。同じ京王沿線ではありますが、「環八」の通称で呼ばれる東京都道環状八号線の外側に住むと、シモキタは渋谷へ行く単なる通過点。ただ面白いイベントがあれば、年に一回足を運ぶかどうかの街になってしまいました。
前回 2019年冬に訪れたイベントもイギリス絡み。そして今回ご紹介するイベントもイギリス🇬🇧絡みでございます!
【 LBJ weekend shop 】 Final weekend! 残り2日間 6/26(土)、6/27(日)
open 13:00-18:00
場所:Forager(フォレジャー)ジャムと花の小屋
今回は5/14を皮切りに下北沢にジャムとお花の小屋がオープン。キャンベルズ・パーフェクトティーや、ロンドン・ボロー・オブ・ジャムの日本総代理店であるティー・アンド・トリーツさんによるイベントです。週末のみのウィークエンドショップ。とうとう今週末で最終日を迎えます。特にオーナメントやオブジェ、ウィークエンドバッグは、一つ一つ手作りのため大人気です!
とても小さな可愛い作りの小屋。しかし窮屈さを感じさせない自然な空間が作られています。白を基調とした背景に、ジャムやオブジェの鮮やかな色が見事に映え渡ります。ディスプレイ担当はスタイリストの田中美和子さん。開け放たれた窓からは、初夏の爽やかな風が流れ込みます。梅雨入りした東京、雨の匂いとともにキュートな切り花の香りを楽しむのもいいですね。
真っ白なテーブルにはロンドンから届いたばかりのジャムがずらり! 新作の2種を加え、全部で10種類。良質の素材と少量生産にこだわったロンドンのジャムブランド、LBJ(London Borough of Jam)です。オーストラリア出身のLBJディレクターであるリリー・オブライエンさんは、かつてロンドンの人気レストラン、セント・ジョンのペストリーシェフでした。2011年にLBJを立ち上げ、デリやカフェでジャム販売をスタート。2013年には、様々な文化が入り混じるイーストロンドンにショップをオープンさせたのです。
LBJの魅力は、季節のフルーツとスパイス、そしてハーブの絶妙なコンビネーション。そこから生まれる果物本来の味や香りは、朝のトーストやチーズやヨーグルト、さらに肉料理との相性も抜群です! 世の中オンラインという便利なシステムもありますが、スタッフの方のジャムストーリーを聞いて選ぶのもこれまた楽しい! 気がつくと4つも手に取っておりました!笑
そして新作ジャムにちなんで、ティップトーさんによるオブジェを制作。
もうひとつ! 花束ポケット付きのウィークエンドバッグもお忘れなく。白ロゴに緑ロゴあり。しわしわが可愛いリネン素材の赤ギンガムチェックにブラックプリントもあるそうです。
但し、これらウィークエンドショップで販売していたティップトーさんのジャムドーナツのオブジェや花束ポケット付きのウィークエンドバッグは、6/29(火)21時〜ティー・アンド・トリーツさんのオンラインストアで販売。(6/25付 Instagramよりお知らせあり)その他詳細もあわせ、 SNSのチェックをお願いします!
また普段オンラインで販売されているSOUPsさんのオリジナル器を、実物でご覧いただけるチャンスです。サイズ感、リムの角度、色合いの評判が高いお皿たち。毎回のティーレッスンやLBJのイベントで大活躍中です!
26日土曜日はなんとかお天気はもちそうですが、翌日曜日の東京は降水確率100%のようです。6月最後のウィークエンド。梅雨の季節を楽しみに下北沢の小屋にいらっしゃいませんか? 駅間距離は非常に短いので、散歩気分が楽しめますよ♪ 週末をハッピーにするジャムやお花が貴方をお待ちしております🇬🇧
その後、ひとつひとつ異なった色でくるまれたジャムたちは、私の大好きな友人たちのお土産となっていきました。手元に残ったのはストロベリーとローズウォーターのジャム。キャンベルズ・パーフェクトティーで淹れた濃厚ミルクティで、スコーンやビスケットを楽しもうと思います。
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【London Borough of Jam(日本の公式アカウント)】Tea & Treatsが運営
【ティー・アンド・トリーツ】Tea & Treats
◉mistletoe名でイギリス菓子を販売
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【フォレジャー 下北沢】Forager
世田谷区代田 5-1-16-1F(カレーYOUNG手前の小屋)
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【田中美和子】スタイリスト
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【TIPTOE】アーティスト
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