「スコットランドの日常にある宝物」をテーマに、ただいま大阪の阪急うめだ本店にて(11/29月曜日まで)英国フェア2021を開催中。いつも画像でしかみたことのなかった9階催場・祝祭広場。どれだけ天井が高いんだと想像もつかなかったのです。今回、運良く会期中に大阪に立ち寄ることができました。そしていよいよ祝祭広場へ!
コレは高い!百貨店内の9階〜12階の4層吹抜け、高さ16m、広さ約2000㎡の大空間! ストアコンセプトでもあるここ「暮らしの劇場」に、全国の英国ファンが足を運んでいる真っ最中です。夕方だったせいか、その日の完売商品が出ているお店もありました。東京の英国展では「食べる」ことを中心に走り回っている私ですが、今日はゆっくり歩き回ってみようと思いました。
世界に3,000を超える種類があるタータン。それらには一つ一つ意味があります。家族や王室など、それぞれの家に受け継がれ、今に至る伝統品。「王室のためのロイヤルタータン」、「氏族が受け継ぐクランタータン」、「軍隊で用いられるミリタリータータン」、「地域を表すディストリクトタータン」など、人と人の繋がりを大切にするスコットランド人の絆の証です。
「私にもできるやろか…」結構そう呟いておられる方が多かった「ジョリーレッド」の刺繍キット。ウール糸を使う為、しっかりとした、ふんわりと厚みがある立体感のある仕上がりになります。その為、バッグやクッションなどの生活雑貨に使われることが多いそうですが、初心者の方はそのまま額装されることをオススメします!
1920年代のイングランド製ホーローのシェード。この緑が素敵でうっとり見上げるばかり♡
鳥の羽のような蓋の持ち手♪ 鳥のくちばしのような注ぎ口♪ が可愛い「スージークーパー」
100年以上変わらぬレシピの「ウォーカー」ショートブレッド。サンタグリーティング ミニチュア缶。
「デンビーのブルーヘイズ」1809年から続くストーンウェア。ブルーからホワイトへの柔らかなグラデーションの美しさに「コレ、ええな〜」と、両手にとって見ておられるお客様がたくさんいらっしゃいました。
老舗百貨店「ハロッズ」。人気のベアやトートバッグ、紅茶にジャムをお楽しみください。
実はこの度、英国のライフスタイルを一年中楽しむための情報をお届けする、英国ファンのためのインスタグラム アカウントと ウェブページをスタートされました。その名も「英国ライフ」!運営元は阪急うめだ本店さん。
◆読みもの・・英国の一年を時候に沿ってお届けする【英国365日】
◆オンラインストア・・順次オープン
◆イベント情報
象徴となるアイコンを描かれたのは、イラストレーターのおぐらきょうこさん。女王陛下には特別な存在でもあるコーギーですね。
最後に紅茶とグルメのコーナーをまわってから、英国フェアを後にしようと思いきや、ここで足が立ち止まってしまいました!
「ウィンブルドン ブリュワリー」
ウィンブルドンといえばテニス。テニスで名高い場所に、ブリュワリーがあったとは!
そしてもうひとつは、不死鳥をイメージしているこのラベルや蓋。なんとも言えぬ力強さが伝わってきました。
一番最初に目がついたのは、すでにsold outとなっている「ウィンブルドンガーデンジン」。今日の分が完売ではなく、もうこのフェア期間内では手に入らないんだそうです。なんという大人気!とても気になりますね〜。次回要チェック商品です!
そして色鮮やかなラベルに不死鳥が映えるこの3本。
「ウィンブルドン ラガー」まずはほのかなメロンとストーンフルーツの香りを楽しんで。軽くてキレがいい!
「ウィンブルドン IPA」文句なしのフルボディー。ホップを生かした芳醇な味わい。
「ウィンブルドン ペールエール」柑橘系の味わいとともに、ドライで苦味の効いた余韻をお楽しみ頂きたい!
1832年創業。ウィンブルドン ブリュワリーはビール愛好家から多大な支持を受け成長し続けていきますが、1889年に発生した火災により、全ての設備と機械を消失。輝かしい功績も伝統と共に消滅しました。2014年に約130年の時を超え、エールをこよなく愛するマーク・ゴードンがウィンブルドン醸造所を再建。全英のベスト醸造長にも選ばれたデレックと共に、英国在来のホップや独自の酵母に、最高の技術と最新鋭の設備を掛け合わせ、新たなビールを生み出し続けています。またマークは以前、ロンドンにある日本の銀行の現地法人に勤務。日本のビール市場に詳しいことから、海外輸出ではまず日本市場に目を向けていたそうです。
そして今回、英国展では阪急うめだ本店が初出展となる「ウィンブルドン ブリュワリー」さん。仕事でイギリスとの往復も多い、店長の横田泰典さん。2020年9月に日本で販売を開始しました。
横田さんは現在、2006年にイギリスのロンドンで誕生した「Camping with SouI」というキャンプメーカーの日本法人の代表であります。看板商品であるイギリス製の「ベルテント」の販売のほか、キャンプ場やイベントの運営者さんとタッグを組み、プロデュースもされておられます。またラグビーW杯の際は、釜石鵜住居復興スタジアム近くにグランピングサイトを設営。津波の被害を受けた地域にテントを張り、海は怖いだけではなく楽しい場所でもあるということを、地元の子供達に伝わっていれば嬉しいなという思いで活動されています。チャリティ・グランピングは、思いを繋げその思いを受け取る、見えないものに目を注ぐ心の復興活動でもあります。
グランピングの魅力を発信し続けている横田さん。グランピングとは「グラマラス」華やかな、魅力的なという意味と、「キャンピング」を組み合わせた言葉。日本では食事も寝床も全て一式揃った意味合いで捉えられていますね。そうではなくて、暖かく寝られるもの食べるために必要なものにプラスして、自分のお気に入りの絵や写真、置物などをテントの中に飾るとそれがグランピング。それがあれば自分が満足できるという精神的な満足度のことを指すのではないかと横田さんは考えているそうです。外国映画でよく目にする、旅先のホテルのサイドテーブルに置かれるスーツケースから出てくる写真たて。テントではないけれど、その時々で自分の心を満たしてくれる何か….まさに「グラマラス」。いつか私もそんなグランピングをしてみたいです。
そして売り場で最後に目に留まったワインのボトルに入ったようなビール。
「ウィンブルドンXXXK2019」(ウィンブルドン トリプルエックスK2019)
オリジナルエールをスコットランドのウイスキー樽で24ヶ月熟成させたものと、2019年のバーレイワインをブレンドしたもの。ボトル内でも10年かけて熟成し、複雑な味わいへと変化していくのがこのビールの特徴。2000本限定生産されて、ここ阪急うめだ本店の英国フェアに5本だけ出品。ちょうど12月に還暦を迎える友人がいて、食に携わる仕事なので何を贈ろうかと考えていたところ。パッと見て、ピッピときたので、ガーっと宅急便で送りました(^○^)
歩き回るだけと決めていた英国フェア2021。ウィンブルドンという地名に引き寄せられて、あれよあれよと引き込まれてしまった私。そこで最高の贈り物にも出会えました。
「グラマラス」な「ショッピング」=これも「グランピング」かしら!?(笑)
世界に名高い「美しく醸造されたイングランドビール」を追求する ウィンブルドン ブリュワリー
20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
飲酒運転、妊娠中や授乳期の飲酒は絶対にやめましょう。お酒は程よく適量を。
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【WIMBLEDON BREWERY ウィンブルドンブリュワリー】
Tel:03-6386-8451
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【Camping with Soul】
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