さてさて、我輩は前回グラスゴーの街中心で溢れんばかりのモダンアートを堪能したのであるが、2日目の今回は少し中心部から離れた場所を観光しようと思うのだ。
ホステルから今日も元気に出発するつもりなのであるが、前日の夜、布団にはカバーが掛けられておらず、その事についてホステルに聞いてみると「枚数が足りない」との答えであった。流石1泊1500円ほどのホステルなのだ……質は求めてないので、この金額で室内に泊まれてシャワーを浴びられるだけでありがたいのである。金額に見合った物にそれ以上の要求をするのはやめておくのだ。(ただ布団に髪の毛がいっぱい付いてたのには抵抗があったことは内緒である)
2日目の天気は曇りか晴れかどっちつかずであるが、気にせず外の観光に出かけるのだ! まず初めに行く場所はハリー・ポッターに出てくるホグワーツ魔法学校のモデルとなったと言われる「グラスゴー大学」なのである。すぐに大学前に着いたのであるが、見た目の雰囲気からしてワクワク感が半端なく湧いてくるのだ。
中は一般の人も入る事が可能で、お土産ショップや図書館、博物館までもあるのだ。現役学生が中庭で演劇をしたりスポーツの練習をしたり、とても賑やかなのである。
ただ凄いのはグラスゴー大学だけでなく、徒歩5分ほどの場所にケルヴィングローブ美術館&博物館 / Kelvingrove Art Gallery and Museum があるのである。ここには自然史関連の展示物から、ヨーロッパの美術品まで、豊富な展示がされており、敷地も広いので半日楽しめる事間違いないのである。
大学と博物館を見学後、自転車で街から40分ほど離れてみたのであるが、川沿いには面白い建物が沢山あるのだ。気持ちよく走っているとリバーサイド博物館 / Riverside Museum という面白い形の交通博物館に出会ったので、自転車にお世話になっている我輩は「これは行かねば」と思い興味本位で入る事に……
我輩の経験では、これほどまでに遊びを重視した街を見た事がないのである、しかもほぼ全て無料なのである。グラスゴーでは2日間、沢山の博物館や美術館に行ったのであるが、恐らくまだ3分の1も見てはいないのだ。もっと見たい気持ちはあるのであるが、しかし長く自転車のペダルを止める事は出来ないので(夏の暑さが終わる前にスコットランドは通り抜けておきたいのである)次に進むのである。
ここからは大自然との出会いが我輩を待ち受けているのであるぞ!!
2件のコメント
Sammy Tsunematsuさん、記事を読んで頂きありがとうございます。
この作品を描いたのはグラスゴーボーイズのホーネルという有名な方なんですね!
教えてくれてありがとうございます!私の好きな物が増えました。
もっと自分でグラスゴーボーイズについて色々と調べてみようと思います。
言及されている絵はグラスゴーボーイズの一人で、オーストラリア生まれのホーネルの作品ですね。日英展でも出品されており、日英の美術交流史を学ぶ人ならば殆どご存知かと。私も自宅の倉庫に何点か所蔵しているかと。