L’oscar London
ロンドン金融の中心シティと娯楽の中心ウエストエンドの中間という抜群の立地に非日常の世界を体験できるハイセンスな5つ星ブティックホテルL’oscar Londonが誕生した。
1901〜1903年築のBuptist Church (イギリス発キリスト教プロテスタントの一教派 パプティスト教会)のロンドン本部であった歴史ある建物を6年の歳月をかけて改装し、2か月前にオープンしたばかり。フランスインテリアデザイン界の大御所Jacqus Garcia氏がデザインを手がけ、ホテル名の由来となった作家オスカー・ワイルドの耽美な世界、映画アカデミー賞のオスカー授賞式のような華やかな劇場の世界を見事に表現した優雅な空間が広がっている。
建物全体が’’Grade II Listed’’ (建築的歴史的重要建造物リストの重要度グレード2) に指定されており、4階部分は第二次世界大戦の被害の影響で再築をしているが、天井、柱や暖炉などにバプティスト教会の面影を残していてとても趣がある。
エントランスホールからレセプションとラウンジに向かうと、そこはデカダンスともいえる艶やかな大人の空間で息を呑むほど美しい。
内装のメインカラーは紫、赤、緑、金。そして、花、鳥、クジャク、蝶々の可憐なモチーフが印象的。そして紫色のシルクカーテンが劇場で舞台の開演を待っている時のようなワクワク感を感じさせ、至るところで、エンターテイメント性、ウィットに富んでいて、大人の遊び心をくすぐられるデザインと演出が満載だ。
パリの話題のホテルやレストラン、ニューヨークのノマドホテルなどのデザインを手がけたJacqus Garcia氏によって伝統的な英国式デザインではなく、官能的なスタイルを確立。全ての内装や調度品がこのホテルのために制作された手作り、手書きというこだわりに触れると感性が磨かれるようだ。
部屋内ワードロープの扉がシルク製で、手作りというのにも感銘を受けたが、寝具に世界一の羽毛と言われるアイスランド産アイダー羽毛布団を利用しているので、最高の寝心地を味わえるのも一流のホテルならでは。その他、ふかふかのスリッパとバスローブが全室に提供され、ヨガマットも常備。そして特別感を与えてくれる24時間バトラーサービスも。荷ほどき、荷造り、紅茶作りなど心地よい滞在のサポートをしてくれるので、より快適な滞在の為に上手に利用したい。
Cafe L’oscarのレビューこちら:http://absolute-london.co.uk/fooddrink/dining/23550
【ホテル徒歩圏内のおすすめスポット】
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ホテル名 | L’oscar London |
住所 | 2-6 Southampton Row, London WC1B 4AA |
最寄り地下鉄駅 | Holborn (Picadilly, Central Line) より徒歩2分 |
ホームページ | https://www.loscar.com |
予約電話番号 | ‘+44 (0)20 7405 5555 |
メールアドレス | Info@loscar.com |
部屋数 | 39 |
宿泊費 | Standard room (17-20 M2) 395 £(VAT20%込み)〜 朝食追加代金35£ |
喫煙室 | 無。屋外テラスでのみ喫煙可 |
車椅子対応客室 | 1室(Deluxe room) |
チェックイン時間 | 15:00 |
チェックアウト時間 | 12:00 |
Wi-Fi | 宿泊費に含まれる。ホテル全館で利用可能 |
日本語スタッフ | 無 |
ホテル施設 | The Baptist Bar& Grill, Café L’ Oscar, 会議室、イベントスペース |