私がメタヘルスに行きつくまで(2)

0

Dr美穂のメタヘルス・カフェ


前回のお話の続きです。

2008年春、夫の仕事の都合で、私はロンドンに住むことになりました。

最初は夫だけ行ってもらい、私は日本に残って自分の仕事を続けるつもりだったのです。

ところが同僚が紹介してくれたサイキック(霊能者)の人に、「あなたがイギリスで学ぶことがあるから、ご主人がロンドンに赴任になったの。行かないと駄目よ」という言葉に、なぜかその気になってしまい、気がつけば言葉が不自由なイギリスで学びをスタートすることに。それは私がそれまで馴染んでいた実験と検証、科学的事実に基づいた学びとはまったく違う方向からのアプローチでした。

まずHolistic Healing Collegeでカウンセリングとヒーリングの基礎を学びました。ここはカリキュラムにスピリチュアルな要素を多く取り入れており、個人個人が人生の問題やストレスをどのように作り出しているか、自分の内面にある葛藤をどのように外側の世界(他者や環境)に投影しているかを知ることができました。

同時に個人で瞑想を始め、スピリチュアルな教え、自然療法、代替治療などの本を読んで、人間のトータルな癒しについて模索を続けました。College of Psychic Studiesでスピリチュアルヒーラーの資格を取り、世界的に有名なスコットランドのスピリチャルコミュニティ、フィンドホーンでフラワーエッセンスを習うことも。とにかく興味を引かれたものは、手当り次第に全部やってみた、という感じです。

それらの経験を通じて私が到達したのは、人はエネルギー的存在であるということ。全てはエネルギーであり、感情や思考のように目に見えないものから身体のように物質として現れているものまで、その周波数が異なっているだけなのです。そして目に見えないエネルギー(東洋では「気」と表現されることもあります)のブロックを取り、流れを整えることで、物質的な身体の問題を改善できることが判ってきました。

ただすべてはエネルギーだと理解した後も、感情や思考のエネルギーが実際にどのようなかたちで身体に反映されるのかは依然として謎に包まれていました。問題を絞りきれないため、エネルギーヒーリングをしてもなかなか身体症状が改善しないことも。そんな時に出会ったのがメタヘルス(メタ・メディスン)です。

メタヘルスでは長年の研究の結果、感情とその感情を中継する脳の部位、脳から指令を受けて反応する臓器の関係(心-臓器-脳中継)が明らかになっています。メタヘルスは、私が日本で悩まされた耳鳴りと難聴、皮膚炎について、その奥底に隠れていたストレスを非常に明快に説明してくれました。なぜ耳の症状が右側だけに現れたのか、なぜ皮膚炎の主体が両腕と大腿の外側、下腿の裏側だったのかを含めて。

ついに自分が探し求めていた答を得た私は、すっかりメタヘルスに魅了されてしまいました。教育プログラムを受講してマスタープラクティショナーとトレーナーの資格を取り、今は日本とイギリスを行き来しながら、主体的にご自分の健康問題に取り組もうとしている方々のサポートや、メタヘルスの啓蒙活動を行っています。

以上が、私がメタヘルスに行きつくまでの経緯です。次回からは、メタヘルスそのものについてご説明していきたいと思います。

th_DSCN5488

Share.

About Author

野波 美穂

医師、医学博士。メタヘルス・マスタープラクティショナー&トレーナー。2008年から2013年の英国在住中に様々な代替療法を学ぶ。自身の健康問題をきっかけに心の状態・内的環境が身体症状に大きく関係していると感じて探索を続けるうち、「人間は肉体だけの存在ではなく肉体を越えたエネルギー的存在である」と認識。現在は人間を身体 - 心 - 霊性 - 社会的存在とみなし、包括的に人間の健康を捉えるメタヘルスをベースとした医療セラピー、セッションやワークショップをを行っている。趣味は読書とフィギュアスケート観戦。http://metamedicinejp.com/

コメントを残す