創業70年の貫禄とコンテンポラリー・フィーリング

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H R Higgins エイチ・アール・ヒギンズ

紅茶やコーヒーが好きな日本人の間であまねく知られるヒギンズは、メイフェアの閑静な通りに面した由緒正しい名店。しかも英王室御用達の実力派ショップであるにもかかわらず、イギリス国内でも路面店はここだけなのです。1942年の創業以来、「コーヒー・マン」との称号を授かるほどのコーヒー通となった初代から、オリジナル・ブレンドで紅茶販売を始めて一気に礎を築いた二代目、そしてその伝統を引き継ぎ、さらなる発展に余念がない三代目のデイヴィッドさんまで、ヒギンズ・ファミリーによってかたくなに品質が守られている信頼の店でもあります。

貫禄の中に、コンテンポラリー・フィーリングが♪

貫禄の中に、コンテンポラリー・フィーリングが♪

コーヒーと紅茶のカウンターが入れ替わりました。理由は・・・どうしてだろう??

コーヒーと紅茶のカウンターが入れ替わりました。理由は・・・どうしてだろう??

この老舗が1年ほど前に久々のリニューアルを敢行! 入り口右手にあった紅茶カウンターが奥に移動し、代わりにコーヒー・カウンターが手前に移動したほか、地下のティールームが華麗に変身☆ コンテンポラリー感覚を前面に押し出したインテリアはグレーでまとめられているものの、採光を考えたデザインで地下にもかかわらず、とっても明るいのです。メイフェアでのお買い物の合間に、ちょっとしたクリーム・ティーやアフタヌーン・ティーを喫するのにぴったりの空間です♪

とっても好ましい地下のティールーム☆

とっても好ましい地下のティールーム☆

夏のティーには、さわやかさ満点のBlue Ladyを♪

夏のティーには、さわやかさ満点のBlue Ladyを♪

お菓子類も美味しそう ^^  次回はクリーム・ティーを試してみよう♡

お菓子類も美味しそう ^^ 次回はクリーム・ティーを試してみよう♡

一つひとつ手でパッケージされていく紅茶は素朴な茶色のペーパーバッグ入りで、お土産にしても歓ばれるオリジナル・デザインです。またヒギンズと言えば紅茶を思い浮かべる方が大半だと思いますが、元々コーヒー店だっただけあり、世界20ヵ国以上のコーヒー生産国から取り寄せる約50種類以上の最高級コーヒーにも注目する価値あり。昨今のオージー&キーウィーの新興勢力が簡単には追いつけない貫禄がたっぷり備わっています ^^

79 Duke Street, London W1K 5AS

店名H R Higgins
最寄り駅Bond Street
住所79 Duke Street, London W1K 5AS
電話番号020 7629 3913
営業時間月〜金 8:00 - 18:00 土 10:00 - 18:00
URLhttp://www.hrhiggins.co.uk/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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