Fink’s Salt & Sweet フィンクス・ソルト・アンド・スイート
住宅街の中にひょっこり現れる素敵カフェほど胸が高鳴るものはありませんけれども ^^ ストーク・ニューイントンに横たわる公園Clissold Park近くにあるフィンクスほど土地の人々に愛され密着している休憩所はないと思えるほど、私が訪れた日は輝いていました。
ここはカップルが2014年夏にオープンした小さなデリ・カフェ。といっても、元肉屋さんを改装した店内は天井が高くインダストリアルな雰囲気を上手に残した広めのファンシー空間です。何時間もおしゃべりに興じている女友達、一人でコンピュータに向かっている人、にぎやかにビジネス・ミーティングをしているグループ、平日のお昼からシャンパン・グラスに並々注がれたスパークリング・ワインで喉を潤しながらハムやチーズの優雅なセット・ブランチを食べている熟年夫婦、散歩の途中に愛犬と立ち寄ってサンドイッチとケーキのクイック・ランチを摂る男性・・・。窓から燦々と降り注ぐ光の中で、誰もがそこにいることを楽しみ、歓び、共有していると感じました。
午前中の用事を済ませてこのカフェを見つけ、サンドイッチで軽いランチを摂ったのですが、「アーティチョーク&山羊チーズ+アーティチョーク・ペストのサンドイッチ」というのがあったので注文。まるでワインのおつまみのようなフィリングですが ^^ ぎっしりと挟まれている具材はクオリティが高いと感じられるフレッシュさがあり、ペロリと食べてしまいました。
木曜日から土曜日までの3日間はバーとして夜も営業。上質ハムやチーズ、サラダなどのスナックとワインの夕べが大人気みたいです。またここは国内やヨーロッパから取り寄せたハイクオリティのオイルや調味料、缶詰類やビスケットを扱うデリカテッセンでもあり、ワイン好事家も納得する銘柄も少々取り揃えているようでした。パン類はコベント・ガーデンにあるニューヨーク発人気ベーカリーのバルタザールからわざわざ取り寄せています。なぜバルタザールなのかピンと来なかったのですが ^^; きっとツテがあるのでしょう。
この店もやはり、ご近所にあったら通ってしまいそう・・・。もちろん朝食/ブランチ・スポットとして週末も活気にあふれていることでしょう。スタッフの皆さんも生き生きフレンドリーで幸せオーラを発しておられました。ある意味、現代にぴったりマッチするローカル・カフェのお手本のような店、と言えるのかもしれません。
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