ヒースの季節、スパニアーズの夏!

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The Spaniards Inn  スパニアーズ・イン

北ロンドナーたちの憩いの公園、ハムステッド・ヒース北端に隣接している歴史あるパブ。ヒースの散歩がてら犬と一緒に訪れるご近所さんが多いドッグ・フレンドリーなパブでもあります。

夏はスパニアーズ・イン!

夏はスパニアーズ・イン!

伝説の義賊ディック・ターピンから詩人のジョン・キーツ、作家のチャールズ・ディケンズはもちろん、近・現代の文化人までスパニアーズ・インに出入りした著名人の名を挙げればキリがないほど。ダークなウッド・パネルやいくつもの小部屋がある造りに、中世まで歴史を辿れる由緒を感じます。

佇まいのいいパブです♪

佇まいのいいパブです ^^

フィッシュ&チップスはもちろん定番人気♪

フィッシュ&チップスはもちろん定番人気♪

涼しい季節なら屋内で常温のエールのジョッキを傾けるだけでシアワセ気分になれるコージー・パブですが、気温が高い日なら迷わずガーデンへ!

ガーデン広〜! どこかに必ず、あなたの座れる場所がある☆

ガーデン広〜! どこかに必ず、あなたの座れる場所がある☆

ベジタリアン・キッシュにポテトとサラダを添えて。ピムズがすすむ〜!

ベジタリアン・キッシュにポテトとサラダを添えて。ピムズがすすむ〜!

ここのガーデンは広い! 晴れた週末は太陽の下でパイントを傾けたい人達であふれかえりますが、何らかの形で座れる場所が必ずあるのであきらめずに席探しをしてみてくださいね。平日なら問題なく座れると思います。混んでいる日にはガーデンにバーも出るので、飲み物を買うのに行列をすることもありません。

ホタテはちょっと塩辛かった・・・でもプレゼンはキレイで賞。チップスは美味しい♪

ホタテはちょっと塩辛かった・・・でもプレゼンはキレイで賞。チップスは美味しい♪

何度かマネージメントが変わっていて、その度に食事のクオリティに変化がありましたが、今はガストロパブと呼ぶにはちょっと物足りないレベルながら普通に美味しいパブ・フードとして安定。食事目当てというよりも、ロケーション、歴史、雰囲気、食事&ドリンクを合わせた総合評価で楽しみたいパブです ^^

あるリサーチによると、ウィンブルドン・テニス開催中の晴れた中日が、イギリス人が最も幸福を感じるのだとか。この日はそんな週末の午後♪

あるリサーチによると、ウィンブルドン・テニス開催中の晴れた中日が、
イギリス人が最も幸福を感じるのだとか。この日はそんな週末の午後♪

Hampstead駅から歩いて20分強、Golders Green駅から210番のバスで10分ほど、Archway駅から反対方向210番のバスで20分程度で到着。文化財に指定されて動かせないパブが道路にせり出しているため、目の前の道路は車両が1台しか通れないという「譲り合いの道」(笑、馬車も1台しか通れなかったと思う!)。ときに「スパニアーズ渋滞」が起こったりしていますがw 「The Spaniards Inn」のバス停で降りてくださいね〜。

Spaniards Road, London NW3 7JJ

店名Spaniards Inn
最寄り駅Hampstead
住所Spaniards Road, London NW3 7JJ
電話番号020 8731 8406
営業時間月・火 12:00 - 23:00 水〜土 12:00 - 00:00 日 12:00 – 22:30
URLhttp://www.thespaniardshampstead.co.uk
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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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