メイフェアに華咲くカラフルなデカダン・バー

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Sketch The Parlour   スケッチ・ザ・パーラー

昨今のロンドンの飲食店のテーマに、All Day Serviceというのが確実にあると思います。朝から夜までオープンして、朝食、ランチ、アフタヌーン・ティー、ディナー、カクテルにバー・メニュー、全部に対応するのです。パブも昨今では朝食を出す時代ですしね。そんな中でメイフェアにあるSketchは、朝オープンした後、深夜2時までそのときどきでゴージャスに顔を変えるメイフェアらしい深夜バー。アフタヌーン・ティーで利用される方も多いと思いますが、ここは夜も雰囲気抜群です♪

Sketchには他に2つのバーがあるので、この部屋が埋まっていてもあきらめずに聞いてみて。

Sketchには他に2つのバーがあるので、この部屋が埋まっていてもあきらめずに聞いてみて。

嗚呼、何のカクテルだったか忘れちゃった。友人はドライ・マティーニだったと思う

嗚呼、何のカクテルだったか忘れちゃった。連れはドライ・マティーニだったと思う

インテリアはほどよくキッチュにデカダンス。18時になってカーテンが閉じられると、夏時間でも妖しさが増してアフター6のドリンクにおあつらえ向きのリラクゼーション空間に。カクテルはノンアルコール1種を含む厳選の10種を用意し、濃厚なフレーバーでカクテル・ファンたちを愉しませています。
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アームチェアにゆったり腰掛けてカクテルをなめていると、2002年当時、Momoを大成功させて注目を集めていたレストラン事業家、ムラッド・マズーズ氏と伝説のシェフ、ピエール・ガニェール氏が目指したアップマーケット志向でありながら遊び心あふれるカジュアルさを併せ持った現代レストランとは何か、ということが分かるような気がした。

9 Conduit Street, London W1S 2XG

店名Sketch The Parlour
最寄り駅Oxford Circus
住所9 Conduit Street, London W1S 2XG
電話番号020 7659 4500
営業時間月〜金 8:00 – 2:00 土 10:00 – 2:00 日 10:00 – 12:00(バーは 18:00〜)
URLhttps://sketch.london/venue_Parlour.php?menu=1#gsc.tab=0
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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