人気レストランを兄弟に持つ、中東風味パブ

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The Blue Posts  ブルー・ポスツ

Blue Postsというパブはソーホー内にすでに数軒あって紛らわしいのですが、この中華街の一画にあるブルー・ポスツは1739年創業という歴史あるパブ。そしてつい昨年、大改装の末にトレンディに生まれ変わった話題性もたっぷりのパブ&バーです。

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暗くてよく見えないかもですが、素敵な建物です!

かっこいいバー

細長い渋めバー

何が話題と言って、注目は数軒へだてた同じ並びにあるエルサレム・キッチン、The Palomarのチームが運営しているというグルメ度の高さにあります。ビルそのものが美しくハンサムですが、店内も渋めシックに改装されて、パブというよりはすっかりバーの趣き。美味しいつまみと一緒に軽く一杯というときに、とっても重宝しそうな設えです ^^

左上がキクイモ(エルサレム・アーティチョーク)のフライ。ヘーゼルナッツ・ソースが美味しい! 右下がタラのカルパッチョ風。さっぱりとした幸せ。

左上がキクイモ(エルサレム・アーティチョーク)のフライ。ヘーゼルナッツ・ソースが美味しい! 右下がタラのカルパッチョ風。さっぱりとした幸せ。

同系列のThe Palomar、そしてBarbaryという人気モダン中東料理店にならって、スナックは中東色が強いのかと思いきや、実際はパブという形態に敬意を払ってメニューの約8割は伝統のパブ・フードにモダンな工夫を凝らしたもの。例えばソーセージ・ロール、魚フライのサンドイッチなどのベーシックなものに加えて、タラのカルパッチョ風サラダ、スモークしたウナギのホースラディッシュ、マッシュルームのパテといった具合。中東色の強いメニューとしては、キクイモのフライ&ヘーゼルナッツ・ソース、タコ&ロースト・ペッパーなどがあります。

こちらはマッシュルームのパテ。すごいボリューム!!

こちらはマッシュルームのパテ。すごいボリューム!! 刻んだスモーク・アーモンドが入っていて、よい仕事をしている

じつは上の階に「Mulwary」というカクテル・ラウンジがあるのですが、明るい系のインテリアで ^^; 個人的には地上階のパブのほうが好み。お酒が好きでゆっくり座って飲みたい方には、バーのほうがいいかもしれませんが。そして地下には11人だけが座れるキッチン・カウンター「Evelyn’s Table」があり、完全予約制で南欧料理を提供。バーバリーと同じヘッドシェフが監修しているらしい。次回はここに行ってみたい!

長らく放置していたツイッターのアカウントを昨年末から活用し始めました。
いろいろつぶやく予定なので、見てみてくださいね♪

twitter.com/absltldn
@absltldn

28 Rupert Street, London W1D 6DJ

店名The Blue Posts
最寄り駅Piccadilly Circus
住所28 Rupert Street, London W1D 6DJ
電話番号
営業時間月〜水 17:00 – 23:00 木 16:00 – 23:00 金・土 16:00 – 00:00 日 15:00 – 21:00
URLhttps://theblueposts.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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