そこはスミスフィールド肉市場。マーケットの只中にまるでオフィスへの入り口のような素っ気ない顔でひっそりと存在する扉を開き、地下に潜って見つけるヒミツのカクテル・バー。しかもただのバーではなく、毎夜毎夜、上質のライブ音楽を聴けるという音楽好きにはたまらないヴェニューなのです♪
コロニアル風にまとめられたエキゾチックなインテリアが小気味よい店内でテーブル席に落ち着いたら、まずは駆けつけ一杯カクテルを。気が利くスタッフさんはとてもフレンドリーで、カクテル・グラスが空になってもほとんど何も言わずに水道水を運んでくれる、なかなか居心地の良いバーです^^
お酒を飲みつついい気分でお目当ての音楽を聴きながら・・・ちょっとつまんでみてもいいかな〜とバー・フードに目を通してみたら・・・なかなかに面白いラインナップ^^ 枝豆フムスと大根キムチのトスターダ、キューピー・マヨで和えたポテトサラダ、ゴート・カードとトリュフ風味アガベシロップのチュロスなどなど、これぞ “ワールドおつまみ”といった趣。バー・フード以外にも季節によって変わる大きめプレートもあって興味津々。今季のラム肉の皿には味噌や納豆が使われているらしいのですが・・・どんなお味なのでしょう! しかもバー・フードはフィンガーサイズながら3ポンドから8ポンド、大きめのお皿も10ポンド前後と、量は少なめだけどお値段は非常に良心的です。やはりお酒好きな皆さんがたくさん飲んでくださるがゆえのお値段設定なのでしょう。
ライブ音楽は21時から2セット。日・月・火は音楽チャージなしで入れますし、チャージされる水・木でも5ポンド、金・土が8ポンドと、こちらも良心的。ブルースやソウル、ジャズ、ラテン音楽にエキゾチックな打楽器音楽などなどオーガニックなサウンドはハイクオリティなものを聴くことができるでしょう♪
すでに大成功を収めているシティのバー、Nightjarと同じチームが仕掛けているOriole。どちらも鳥の名前で洒落ていますよね。ちょっとしたエンターテインメントで一晩を楽しみたいとき、ぜひ来てみてください。要予約。