ご近所に欲しいマスト・カフェ? 私にとっては信頼できるおしゃれなベーカリー、でしょうか ^^
東ロンドンにある洗練された緑のスクエア、Newington Greenに2018年11月に誕生しているJoleneは、まさに理想的なベーカリー・レストランです。インダストリアルな空間を利用した広々とした店内は小粋にデコレーションされ、洗練の中に温かさが感じられるアーバン・ラスティックを表現。清々しいような、心地よいような空気がゆったりと流れています。
このお店の第一の役割は、ベーカリー。お店の奥まった場所にうっとり夢見るようなパンやペイストリー、ケーキが勢揃いしていて、思わず走り寄りたくなるコーナーです。クロワッサンやケーキなどを店内でいただく人は、セルフサービスでテーブルまで運んでいってOKのシステムを採用、お気に入りがなくならないよう、目配せする必要がありあそう!
パンを作る小麦粉は敷地内の「自社石引ミルで挽いています」と書いてあって驚くのですが、さらに「動物たちが耕す健康な土地で自然栽培されている古代小麦を使っています」との説明を見て、当店のガンとしたこだわり理念に心底敬服するのです。
そして第二の活用法は、レストランとして。壁にはシンプルな料理名が並ぶ黒板メニューがあるので要チェックです。10時からのブランチ・メニューにはハム&チーズ・トースティーや目玉焼きとハム+ポテトなどシンプルで滋味深い料理の数々が。12時からおそらく日替わりで数品が加わっていくようです。私は迷った末にブランチ・メニューから「スパイシーひよこ豆、目玉焼き & グリーン・ソース」を、友人はランチ・メニューから「ポーク・サンドイッチ、アップル&マスタード・ソース+サラダ」を♡
味の良さ、新鮮さ、見た目、驚き。全てが揃った滋味深いシンプル・ディッシュ。やっぱりご近所にあって欲しい♡ そしてもちろんケーキいきますよ! 入店直後にあったレミントンを狙っていたのですが売り切れてしまい、私はその後に登場したヴィクトリア・サンドイッチを。普段甘いものをあまり欲しないという友人は、大好物だというクイニーアマンがあり、ご機嫌でした ^^
結論としては・・・ヴィクトリア・サンドイッチは昔ながらのレシピを踏襲した甘〜い甘〜い(日本人にはかなり甘〜い)お味だったので、一度に全部食べきれなかった(笑 でもおしゃべりしながら完食しましたが ^^; )。一方、素晴らしいテクニックが垣間見られるサクサクのクイニーアマンは大正解だったのでした。
Joleneは、Primeur、Western Laundryといった東ロンドンをベースにした上質レストランを成功させているフードラバー・チームが創業したロンドン3店舗目で、ロックダウン中の現在は臨時休業中(持ち帰りを復活させるべく画策中)。バウチャー購入でサポートをお願いしているレストランの一つです。
また、他の心ある飲食店と同様、彼らもチャリティーのためにキッチンはオープンしているみたい。とくに食品廃棄問題に取り組む「The Felix Project」というチャリティ団体を助ける活動をしているようです。私たちもできることをしつつ、今週イギリスで発表される規制緩和のニュースを待ちたいですね ^^