Flat White フラット・ホワイト
オーストラリアやニュージーランドのコーヒー・カルチャーがロンドンに上陸し、人気を博して久しいですが、ロンドンの「オージー&キーウィー・カフェ元年」と言えば、このフラット・ホワイトがオープンした2005年と言っても過言ではありません。
今ならロンドン中の独立系カフェで「フラット・ホワイト」というコーヒー・メニューを見つけることができますが、2005年以前は「フラット・ホワイト? ホワット?」という反応が一般的。カフェラテやカプチーノよりもフォームの量が少なく、なめらかなクレマに覆われたエスプレッソ・コーヒーを直に味わうことができるフラット・ホワイトがロンドナーに与えた衝撃は計り知れず。それをサーブする先陣を切ったのがニュージーランド人オーナーが始めた当店なのです。
質と味に定評のあるスクエア・マイル社のコーヒーを使って丁寧に淹れられる看板商品のフラット・ホワイトをはじめ、ロング&ショート・ブラックやピッコロ(マキアート風のもの)、アフォガートまで含めると、職人バリスタの手で一日中忙しく創られるのは10種以上のコーヒー・メニュー。
4時までならブレックファスト・メニューやサンドイッチ、サラダなどの軽食もサーブしているので、コーヒーと一緒にぜひ。メニューは定番ヨーロピアンのミックスですが、アボカド&チリ、チョリソとザメラーノ・チーズ、ピキーロ・ペッパーのサンドイッチや、バター・ビーンとポテト、ピキーロ・ペッパーのサラダなどがオージー風。ヘルシーなアボカドとトマトのサンドイッチも人気です。
決して広くはない店内はお気に入りを買い求めるコーヒー・ラヴァーたちでいつもいっぱい。元祖の貫禄をまずは味わってみてください!