5月22日。ブリティッシュメイド青山本店さんで、ブリティッシュ・コレクターズ・マーケットが開催されたお話はこちら。
その投稿の主人公でもあったエンターテイメントフローリストチーム「dodotokyo 道道東京」さんにお花を囲むテントの前でお話を伺っていると、真横からとても懐かしい声がする…。ゆ〜っくり首を右に回してみると「ウィンブルドン・ブルワリー」の横田さんじゃないですか!
昨年の11月、大阪うめだ阪急さん「英国フェア」に出展された「ウィンブルドン ・ブルワリー」さん。(その時のお話はこちら)1832年に英国ウィンブルドンで創業、2014年に約130年ぶりに復活したブルワリー。伝統と格式の町で作られる、美しくバランスの整ったビールです。
突然の再会に驚く私たち!でもよく考えるとここは「ブリティッシュ 」、出会って当然、何も驚くことはないのです。しかも「dodotokyo」のtsukiさんと「ウィンブルドン ・ブルワリー」の横田さんは学生時代の先輩後輩なんだそう。学生を経て仕事仲間となり、いろんな壁にぶち当たり乗り越え今がある。お二人の弾む会話になぜか心温まる私の胸の内でした。
さて今回のブリティッシュ・コレクターズ・マーケット。ウェールズ政府後援のもと、複数社のウェールズ製品を紹介するポップアップショップも開催。最高級の天然素材に恵まれた「美味しいウェールズ」をご紹介します。そのショップを担当されているお一人が横田さんでした。
では美味しいウェールズのラインナップをご紹介しましょう。
【タンカステルのウェルシュケーキ】
ウェールズを代表するお菓子のウェルシュケーキ。赤いドラゴン🏴の包みでもお馴染みですね。型抜きした生地をグリドルという鉄板で焼いたおやつです。スタンダードはレーズンが混ぜられているもの。温めたバターをたっぷり塗るも良し、半分に割ってジャムを挟むのも良し、あるいはそのまま粉の香りを十分に吸い込んでいただくのもいいですね♪ 冷めても美味しいウェルシュケーキ。 素朴な甘さを噛み締めながら、たっぷりのミルクティーでお楽しみください。
【タイニー・レベルのクラフトビール】
インパクトあるラベルがまさに「Tiny Rebel=小さな反逆者」を表す、ウェールズはニューポートを拠点にしている実力派のクラフトビール醸造所。2012年の醸造所設立初年度、クラフトビールのコンペティション “チャンピオンビール オブ ウェールズ” でトップ3を独占。「小さな反逆者」の暴れっぷりはそればかりでなく、2015年に “クッチ(CWTCH)” が全英のチャンピオンビール最優秀賞に選ばれました。
設立から最速で最優秀賞を受賞した「小さな反逆者」は2014年に日本上陸を果たします。この確かなテイストに世界のビアファンが注目!Tiny RebelのブルワリーBARは、年間30種類近くの新しいビールをリリースする醸造所を併設しています。
本日マーケットでの一番人気の「クッチ」と「クラブトロピカ」を購入してみました。
◉クッチ・・しっかりした琥珀色だが口に含むとフルーティー。スイスイ飲めてしまいました。なるほど、この飲み心地!「クッチ」が最優秀賞を受賞するのも納得です。伝統的なスタイルのレッドエールに革命を起こした全英チャンピオンビール。
◉クラブトロピカ・・パッションフルーツ(パイナップル・マンゴー・ピーチ)のトロピカルな感覚は、他のビールでは体験できない特徴。アルコール度数5.5%、フルーティーでライトボディ。
日本初上陸【STILLERS スティラーズ】 ➡︎日本国内での情報が全く無い為、念のため読み方を横田さんに確認しました。なんと、カタカナ表記の日本露出は今回が初!!だそうですよ。
日本初上陸となるウェールズはモンマス発「スティラーズ」のノンアルコールジン。最高級の有機ハーブとスパイスを使用。伝統的なプロセスで手作りされたアルコールを含まない100%の蒸留植物飲料です。
今回のマーケットでは商品の展示、ご紹介のみで試飲はできませんが、ノンアルコールの香りを少し嗅がせていただきました。お〜、匂いは相当ジン!ノンアルコールなのにボタニカルで香り高き香りはジンそのもの。
「ノンアルコールジンとはなんぞや?」と横田さんに質問してみました。
ー ノンアルコールジンは、通常のジンからアルコールを抜くことで作るものが主流。そうすると香りも一緒に抜けてしまいます。ところが私達の商品は、最初からアルコールを入れていないので抜く作業がない。よってダイレクトにこれだけの香りを水に出すことができるのです。
試飲できない私に変わって、横田さんから「スティラーズ」の目玉商品を紹介いただきました!
◉セルティックミスト・・柑橘系の香りにローズマリーを組み合わせた爽やかでクリーンなハーブブレンド。
◉シルクルーツ・・クローブとカルダモンのスパイシーなアロマブレンド。
日本での販売はまだ未定。今後の予定はあぶそる〜とロンドンでもお知らせしたいと思います。
最後に直接の「美味しいウェールズ」ではありませんが、その自然の恵みの根本にある土壌をご紹介しましょう。
【長野県黒姫のC.W.ニコル・アファンの森財団】
日本のウェールズとも呼ばれる長野県黒姫アファンの森の創設者が、故C.W.ニコルさん。1940年ウェールズ生まれ。世界各地で環境保護活動を行う。日本の美しい自然と日本人に憧れて移り住みます。しかしその素晴らしさが徐々に失われていく中、故郷ウェールズで、石炭の採掘とその後の廃坑の為に荒れ果てていた森が、人々の運動で緑を取り戻し、蘇ったことを知ります。その事実を知ったニコルさんは日本の森を蘇らせることを決意。荒れ果てた森を自ら買い取り、森づくりを始めたのがアファンの森です。
アファンとはウェールズ語で「風の通るところ」。現在、多くの方々の支援により生態系、植物園が森に還って来ています。活動を通して見えてきたことは「豊かな森は人の心も豊かに育む」ということ。再生活動と共にグランピング、キャンププログラムなどここでしか体験できない世界があります。
イギリス南西部に位置するウェールズ。特有の言語や文化、数々の世界遺産。そしてウェールズの美味しい「水」でできている農作物、お酒、乳製品なども魅力的な食文化。ウェールズ政府後援のもと「美味しいウェールズ」はますます私達の食卓を楽しませてくれます。
2022年後半開催の英国イベントでは「美味しいウェールズ」に注目!です🏴
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【ウェールズ政府 日本代表事務所】
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正規輸入代理店:ミント物産株式会社
〠107-0062 東京都港区南青山1ー8ー7
Tel:03-3280-1229 / Fax:050-3588-425
【一般社団法人 C.W.ニコル・アファンの森財団】
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